ピキャット・ありん

亜リン酸とは?

リン酸は化学式ではH3PO4となりますが、亜リン酸はH3PO3とO(酸素)が一つ少なくなっています。

葉面散布としては分子の小さくなる亜リン酸のほうが吸収効率が高くなります。
また、O(酸素)は体内では活性酸素と言われています。
この体内の活性酸素と結合することでリン酸となる特徴があります。

生殖生長にふさわしい体質へ!

バラのように自生力の乏しい植物は、生殖生長時に多大なエネルギーや栄養素を必要とします。
また、実物野菜や果樹もその傾向にあります。

生殖生長時(開花期や実成期)は、より多くのエネルギーや栄養素を消費できる体質となることで、品質Up、収量Upが期待できることになります。

有機栽培では、生殖生長にふさわしい体質強化目的でリン酸補給をします。

リン酸を効かせれば無理が生じる!

リン酸を効かせて強い消費を起こせる体質というのは、もちろんその反動も起こります。
成り疲れや咲き疲れというのは、この状態のことを言います。

バラやイチゴ、トマトなど、収穫回数、開花回数が多い植物の場合、リン酸が土壌に多ければ常に強い消費をさせる体質のまま過ごすことになり、これが原因で品質低下や病害虫抵抗力を欠如するなど起こることになります。

ピキャット・ありんは葉面散布!

生殖生長にふさわしい体質作りでリン酸を効かせながら、株の老化の原因となる活性酸素を取り除いていきます。
そして、生殖生長の切り替わりにリン酸を残さないことで栄養生長への切り替わりをスムーズにおこなわせます。

リン酸は効かすことも大事!抜くことも大事!

栄養生長への切り替え時にピキャット・リバイバルを使用することでさらにスムーズな移行を実現させます。

ベト病時期と生殖生長が重なる植物に!

バラやトマトなど、ベト病と生殖生長が同じ時期になる植物があります。

葉面散布はベト病の誘発要因となりますが…
酸性の亜リン酸はベト病を誘発させにくい性質があります。

ですから、ベト病が出やすい植物はピキャット・ありんの葉面散布が効果的です!

ピキャット・ありんの優位性

リン酸は土壌投入よりも葉面散布の方が、有機栽培においては高い安定性があります。
他との結合を防ぎ、土壌にク溶性物質を無駄に作りません。

また、亜リン酸にすることで分子の大きさが小さくなり、より葉面から摂取しやすくなります。

リン酸を効かせエネルギーや栄養素を強く消費させるということは植物に無理をさせます。
この無理で活性酸素が多く生成され、株の老化現象をに拍車をかけることがあります。
この活性酸素と植物体内で結合することでリン酸となる亜リン酸は、株の老化防止にも効果があります。

また、カリを配合することで代謝を強め、よりエネルギーや栄養素の消費を高めていきます。

ピキャット・ありんのデメリット

今まで以上にリン酸が良く効きます。
ただ、リン酸が効くということは収量Upや品質Upになる反面、植物にも無理をさせます。

開花後、収穫後は、植物の体内バランスを整えるピキャット・リバイバルでケアしてください。

窒素を効かせた状態でリン酸を効かせると、徒長や変形などよからぬ事が起こりやすくなります。
特別な栽培方法以外ではおこなわないようにしましょう。

また、葉面散布ですから薬害が出る可能性もあります。
薬害が出ない強い体質作り、天候を見極めて散布するなど心がけてください。

ピキャット・ありんの使い方

リン酸は、生殖生長にふさわしい、エネルギーや栄養素を強く消費できる体質にするために使います。

ですから、通常は生殖生長時に1000倍で7~10日間隔で葉面散布します。
葉の裏表、少したっぷりめに散布してください。

栄養生長時に葉面散布してもエネルギーや栄養素を強く消費できる体質になります。
この場合は充分ご理解した上でおこなってください。

無農薬栽培・減農薬栽培の方へ

リン酸を効かせば、病害虫の発生も少なからず起こりやすくなります。
事前にピキャット・Caによる体質強化、ピキャット・リバイバルによるバランス強化などしておきましょう。

体質強化、バランス強化の上でリン酸を効かせていくのが無農薬化でのリン酸補給になります。

てんちょー解説

うりゃねこさんの解説が難しいと感じる方へ!
小さなつぼみが付くようになったら、それは生殖生長になったということです。
この小さなつぼみに、たくさんのエネルギー(糖)と栄養素(タンパク質)を送るのがリン酸の役目ですね。
たくさん送れば送るほど、花は良くなって香りも強くなっていきます。

つぼみが付いたら、週に1回ペースで葉っぱにピキャット・ありんを散布してくださいね!

貴方だけの特別な花を咲かせちゃいましょう!

ちなみに、このリン酸を効かせるというのは実物野菜や果樹でも同じ事です。
おいしい野菜や果物は、たくさんのエネルギーや栄養を送ることで作られています