植物は光合成をすることで糖を作り出します。
この糖は生命のエネルギーです。とても大事なものですね!

では、この光合成は強ければ強いほど良いのか?

光合成が強ければ強いほどたくさんのエネルギーを作り出すのでバラが良くなると思いがちです。
しかし、そうではありません。

植物は必要な糖を作れば、後は糖を作るのを止めてしまいます。

陽の光は光エネルギーと言います。
この光エネルギーは、植物は1/4しか光合成に使いません。
余りはすべて葉っぱの蒸散エネルギーに使われています。

つまり、光エネルギーが強ければ光合成が強くなるのではなくて葉っぱの蒸散エネルギーが強くなります。

葉っぱの蒸散エネルギーが強くなると、水分補給が活発になります。
そうなると、水分補給は栄養補給にもなります。
だから、陽の光が強い場合はバラがでっぷりと育ってしまったり、開花が早くなって良い花になりません。
これに気温が加われば、さらに葉っぱの蒸散エネルギーが強くなります。
夏の花が良くないというのは、こういうことも関係しています。

こういう場合は肥料を控えることで対処できます。

急激な成長を抑え、光合成時間を増やすと糖がしっかり生成されていきます。
これが絶品の花へと繋がっていきます。

一方、光エネルギーが弱すぎるとどうなるでしょうか?

もちろん、糖の生成が弱くなるのでエネルギー不足に陥ります。
また、葉っぱの蒸散エネルギーも弱くなりますので、水分補給も弱くなり栄養補給も弱くなります。

日当たりが悪い場所でバラが育てないのは、こういうことです。

では、どう対処していくのか?

まず、糖の生成が弱いのですから糖を補給します。
葉っぱの蒸散エネルギーが弱いのですから、ここは消費パワーを上げるためにリン酸補給します。
循環なのでカリ補給と思われがちですが、カリは強く効かすべきではありません。

これを成せるのが、甘彩六花です!

天候というのは自然のことですので、どうにもなりません。
皆さんは住宅地での栽培ですから、日当たりの調整などできないことが多いですよね。

でも、栽培技術ではこういうことが可能になっています。
農業においても、不作回避できている農家さんはこういう考え方を持てています。