「バラに合わせて育てていく!」
その際たるが施肥コントロールです。

さて、バラを10号鉢で育てる場合、ぼかし肥料はどれぐらい与えれば良いのでしょうか?

「10号鉢だから60g!」

はい、これは単なる目安です。最初はこれぐらい与えて様子見てくださいねということです。

施肥量に答えなどありません!適量は自分で見つける以外に方法はありません!

ものすごく酷なことを言っているかもしれませんが、これが事実です。
季節、気温、日当たり、鉢サイズ、土の保水率、土の状態、バラの品種…
いろいろな要素で肥料の適量は変わってきます。

また、バラは生長サイクルで育ちます。
葉っぱや枝が成長する時期、花が咲く時期、休眠期、病気にやられたとき…
場面場面で適量は変わってきます。

今まで、バラ栽培は「足りなくなったら困るから、とにかくタップリ!」という施肥をしてきました。
こうなれば、当然ながら肥料過多になります。バラに合わせた適量など気にしない方法です。

施肥コントロールは、適量を追い求めるための栽培技術です。
答えなど出せないかもしれませんが、少しでも良くしていこうという考え方です。

では、やり方を解説していきます。

基本肥料を与える

基本肥料とは、定期的に与えておくぼかし肥料のことです。
最低限与えておく肥料と考えるとわかりやすいと思います。

基本肥料(ぼかし)+補助肥料(液肥)でバラを育てていきます。

基本肥料の種類

基本肥料となるぼかし肥料をピーキャットは3種類用意しています。

キング豊穣

初心者、施肥コントロールができない方向けのぼかし肥料です。
肥料効果が高く最初からリン酸値も高いので、液肥はほぼ必要としません。

甘彩ぼかし

初級者、中級者用の施肥コントロール向けのぼかし肥料です。
肥料効果は中程度でリン酸値は低くなっています。液肥は必須です。

活性有機ぼかし

上級者用の施肥コントロール向けのぼかし肥料です。
肥料効果は弱くリン酸値も低くなっています。
液肥をいかに効率よく効かせるかが勝負です。成功、失敗がハッキリ出ます。

基本肥料をコントロールする

これは難しく考えないでください。

キング豊穣の場合は、少しずつ減らす努力をしてみてください。
少しずつ減らしながら、補助肥料で補っていきます。

甘彩ぼかしと活性有機ぼかしの場合は、思い切って1/2まで減らしてください。
花の時期はまったく与えずに考えてみてください。
そうすれば、当然ですが肥料は足りません。リン酸は最初から足りません。
これを補助肥料で補っていきます。

生長サイクルの解説を参考にして、思い切ってやってみてください。

「そんなことしたら、バラがダメになるのでは?」

そういうことにはなりません。
肥料が足りなかったり多かったりするでしょうが、それでバラがダメになるようなことはありません。
まして、必要なときに必要な栄養を補助肥料で与えます。肥料が不足するとしても基本肥料は与えています。
肥料過多の育て方よりは好結果となります。