次に補助肥料について解説していきます。

補助肥料には、
(1)生長サイクルで与えるモノ
(2)定期的に与えるモノ
(3)状況により与えるモノ
この3つに分けて考えていくと理解しやすくなります。

定期的に与える補助肥料

生長サイクルに関係なく定期的に与えるのは、カルシウムとミネラルです。
10日に1度ペースで与えていきます。
このペースは守らなくてはいけないわけではありません。アバウトで大丈夫です。
ただ、病害虫の時期やバラの栄養成長時はしっかり与えましょう。

ピキャット・Ca
ピキャット・ミネラル

この2つは混合して葉面撒布することが可能です。

状況により与える補助肥料

状況により使いこなしていくのが、甘彩と甘彩六花です。

甘彩六花

甘彩六花の成分は糖とリン酸です。
・バラに元気が無いとき
・天候悪化で光合成が弱いとき
・咲き疲れが見られるとき

バラ栽培では避けて通れない場合があります。
こういった場面で糖とリン酸を同時に効かすメリットが得られます。

ただし、バラの活性が高く、光合成もしっかりされているのに使用すると悪影響が出る場合もあります。
使うタイミングは間違えないようにしましょう。

甘彩

甘彩は薄い窒素分です。
また、土壌の栄養素を吸収しやすいカタチに変えていきます。
この用途は多彩!
窒素を強く効かせたくはないけれど、軽く効かせたい場面はバラ栽培では頻繁にあります。
・窒素不足が心配な場合
・開花時期に窒素不足が心配な場合
・バラがダメージを負った後の立ち上がり
・真夏の窒素供給
・冬前に土壌バランスを整える
・幼苗の窒素補給

甘彩は土壌の窒素濃度が高いときは濃度を高めず、窒素濃度が低いときはしっかり窒素を摂取させます。

生長サイクルで与える補助肥料

栄養生長→窒素補給
生殖生長→リン酸補給

これをおこなうための補助肥料です。

活根彩果

こちらは窒素を効かせるための液肥です。
バラの栄養生長が活発な時期にしっかり窒素を効かせていくために与えます。

活根彩果はアミノ酸ですから、与えすぎても硝酸イオンを体内に溜めにくいメリットがあります。
しかし、窒素を効かせすぎることで徒長や花の変形など起こす可能性があります。
細胞分裂が活発な栄養成長時をしっかり狙って与えていきましょう。

また、バラがダメージを受けた後は甘彩で成長促進しますが、軌道に乗れば活根彩花に変えます。
そうすることで、根の食害、葉っぱの落葉ダメージの回復が早くなります。

与える時期に週1ペースで与えましょう。

六花

こちらはリン酸補給に特化した液肥です。
もちろん、使用するのは生殖生長時です。
花をたくさん咲かせたい場合はつぼみが付く前、絶品の花を狙う場合は小さいつぼみが付いてから葉面撒布します。

栄養生長時に与えると、シュートの出が悪くなったり、上に上に伸びてしまうことになります。
つる性バラを早く伸ばしたい場合は効果がありますが、それ以外では使いません。

花が開いてくるまで、週1ペースで葉面撒布しましょう。