「甘彩シリーズの使い方がよくわからない…」

初めて施肥コントロールされる方に多い相談内容です。

これ、難しく考えるからよくわからなくなります。
これを人間に例えてみましょう。

皆さん、小腹が空いたら何か食べておこうと思いますよね?
育ち盛りの中学生などは、かなりガッツリ食べますよね?

人間の食事量やカロリー摂取というのは決まっていません。
たくさんの栄養が必要な場合もあれば、軽くお腹を満たせば良い場合もあります。

バラも同じです。
決まったモノなどありません。

ここで、「右肩上がりがダメにする!」の話を思い出してください。

人間は成人するまで、右肩上がりの成長をしていきます。
そして、成人を迎えれば後は細胞分裂しなくなり老いていきます。
中学生の頃の食欲は年老いると無理…

バラは細胞を入れ替えるローテーションの成長をしていきます。
育ち盛り→成人→老いる→育ち盛り→成人→…
これを季節ごとに繰り返していきます。
中学生の食欲であるときもあれば、小腹だけ満たしたい場合もあります。
これをバラの意思に合わせてあげることを施肥コントロールと言います。

たとえば、
小腹が空いていたら甘彩…
ガッツリ食べたいときは活根彩花…
頑張りたいときは窒素は控えてリン酸の六花…

体調を崩したら軽く甘彩だけ…
食べ盛りの中学生には活根彩花…
大事な試合を控えたときは六花…

人間が当たり前にやっていることをバラにやってあげるだけのことです。

施肥コントロールは科学的で難しいことでは決してありません。
人間が当たり前に考え、そして日常で行っていることをバラにもやってあげるだけのことなのです。

ですから、こういうのに答えはありません。
皆さんが皆さんのバラのためにあれこれ考えていくことが大事です。

「少しでも良くなって欲しい!」

生き物を育てるという根本的なところですよね!
自信を持って考えていきましょう。