堆肥と肥料の違いは理解していただけましたか?

堆肥というのは、バラの栄養として土に入れるわけではありません。
有機土壌を作るために入れることになります。

では、有機土壌というのは?

そうですね、自然のサイクルがあるということです。
有機栽培では有機肥料を使いますが、この有機肥料は微生物の分解過程が無いとバラは栄養摂取できません。
ここはおわかりいただいていると思います。

では、どうしてピーキャット流のバラ栽培の有機土壌は植物性堆肥と動物性堆肥を入れるのか?

これの本当の話をしておきますね。
まあ、これは人それぞれ考え方は違うと思います。
考え方は違ったとしても目指すところは同じで、有機栽培で目指すのは有機土壌です。

実は…ピーキャットのレシピがパクられてからは、詳しい解説はずっと封印してきました。
今回(2017年7月)が初公開となります。

まず、どうして植物性堆肥を使うのか?

植物が創り出した物質を土に放出するのを再現するためです。

土というのは自然と植物が創り上げていきます。
しかし、赤玉土や庭土はその自然や植物が創り上げるという過程がありません。
土壌と植物は共生関係にありますので、まずは植物性堆肥を土に混ぜることで植物が担うところを再現します。
・植物が土に還る
・植物が根から土に放出する
この再現をするために、植物性堆肥を使います。

次に、どうして動物性堆肥を使うのか?

これは、自然が創り出すを再現するためです!

土も自然のサイクルの中にあります。
生き物が生まれ、そして土に還る…これを延々と繰り返して土が創られていきます。
バラが育つ有機土壌は、この自然のサイクルがとても強い場所です。
ですから、植物性の物質だけではなく、動物性の物質も大きな役割を担うことになります。

で…ここが肝心です。

有機土壌を再現できたのか?

何をどう混ぜようが、理想的な有機土壌にならなければ何の意味もありません。

では、この理想的な有機土壌はどうすればわかるのか?

実は、皆さんにはわかりません。
でも、ピーキャット流でバラが元気に育てば、理想的な有機土壌になっています。
一方、よろしくない土壌になってしまえばバラの生育はイマイチになってしまいます。

理想的な有機土壌は、微生物バランスでわかる!

微生物の世界ですから、皆さんは目で見ることができません。
ですから、わからないんです。

また、有機土壌はいくら作れても、維持しなければすぐに壊れてしまいます。
維持し続ける技術も必要になってきます。

こんなこと言われてしまうと、とんでもなく難しく感じてしまいますよね?

実は!そんなことは全然ありません。

人間は器を用意するだけ!あとは自然と生き物が創り上げてくれます!

土壌の物質バランスも微生物バランスも、人間がああだこうだやる必要はありません。
自然や生き物が勝手に合わせてくれます。だから、それを邪魔しなければいいんです!

器を用意すれば、あとはお任せ!

これがピーキャット流の土作りとなります。

でも、この有機土壌を人間が壊してしまう…

栽培過程で致し方なく壊してしまうことはあります。
でも、意図的に壊してしまうようなことは絶対に避けていかなければいけません。

■殺菌剤の土壌潅水は最悪!
■軽い水涸れでも土壌の微生物バランスは壊れる!
■バラの生育不良でもバランスは壊れる!
■肥料を土に混ぜれば、とんでもなく壊れる!
■肥料過多もしっかり壊れる!
■嫌気性土壌になれば、好気性微生物は全滅する!

目に見えないところで壊れていきますので、しっかり意識していきましょう!

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