かなり下品なお題目にしちゃいました…
それぐらいやってはいけないことだと認識してもらいたいので!

あのね 馬のうんこや牛のうんこを土の上に乗せるって…

これね、マルチングのことです。

まあ、許せるのは植物性堆肥までかな…
でも、堆肥は土に混ぜないとほぼ意味ないですが…

でもね、
馬糞や牛糞、もしくはそれが混ざった堆肥をマルチングに使うってどういうこと?

これ、農家さんでもやらないし、やったら環境問題で叩かれますよ。

それ以前に、何の効果をもとめているんでしょうね?

私には思い当たることがまったくありません。

土が良くなる?

いや、土は悪くなる可能性があります。
油分で水を弾いたり、窒息させたり、有機肥料を過剰に発酵させてしまったり…

それ以前に…

マルチングって乾くんです!乾くことがあるのがマルチング!

馬糞や牛糞は乾くと風で飛んでいきます。
鉢置き場、花壇からエントランス、室内へと…
ご近所にも飛んでいきますね。洗濯物とか大丈夫?

でね、こんなことやっちゃう人はこう思い込んでいます。

「完熟堆肥なんだから、良い菌しかいない!清潔なんだ!」

それって、顕微鏡覗いたことがあるのかな?

確かに、しっかり加工している堆肥であれば有用菌が豊富で悪い菌はかなり少なくはなっています。
でもね…

菌の世界なんて、状況次第で一変します!

これが有機資材を使う上でとても大事なことなんです。
だから、適切に管理し、適切に使用しないと危険物質・汚染物質になります。

乾いた馬糞や牛糞が風で飛び、風溜まりに集まり…
そこに有用菌があるわけがなく、水で濡れれば大腸菌が大繁殖…

そんな場所で生活したいですか?

そういう生活がお望みなら、ご近所に飛んでいかないようにしてどうぞ!
でも、ピーキャット会員さんにはそういう生活はしてはいけないと言い切ります!

特にね、住宅地とか都会とかは土がありませんよね?
飛んでいった馬糞や牛糞は土に入ることなく、いつまでも残りますよ。

ピーキャット流は、土に敷いたら土を軽く混ぜ合わせますよね。
そして水をタップリ与え…
クリプトマルチでマルチングします。
そのマルチングはピキャットクリアで定期的に消毒しますよね?

住宅地での有機栽培なんだから、衛生的でなければいけない!

いや、農業でも土に混ぜずに上に乗せるなんてしないですけどね。
田舎でも、肥だめや野積み(馬糞や牛糞を山のように置いておく)は今の時代は禁止です。

では、なぜこのようなことがおこなわれてしまっているのか?

おそらく、イメージが先行してしまっているんだと思われます。

堆肥を土の上に敷いておくと、少しずつ土と混ざったり少しずつ分解されて…
結果として土が良くなる!と…

確かにイメージは合っています。
合ってはいますが、こういうのは現場ではおこらないようになっています。
要するに、現場の人が考えたことではありません。

堆肥というのは、有用微生物あっての堆肥です。
しかし、マルチングというのは乾く…乾湿が頻繁に起こります。
よって、土に入っていない堆肥は真っ先に有用微生物が死滅します。
分解されたり、分解されて土が良くなる機会はほぼありません。

その機会を真っ先に奪われながら、マルチングは風雨にさらされます。
風で飛び、雨に濡れれば有用微生物は死滅していますから大腸菌などの良からぬ菌が繁殖しやすくなります。

これが畑のような広大な場所であれば…
土に入れる機会も大きいので、汚染まではいかないですが…
庭やベランダだと、汚染物質以外の何者でもありません。

いかがですか?

これって物理的なことです。
堆肥には有用微生物が必須で、その有用微生物が無視されてしまっているわけですね。
そして、馬糞や牛糞のように微生物が繁殖しやすい有機物は、有用微生物が居なくなれば良からぬ菌が繁殖してくることもわかっていません。

もう一度、下品な話をしますね。

バラに囲まれた優雅な生活、でも実態はうんこにまみれた生活

皆さんはこんな生活をしてはいけません!

動物性堆肥は土に混ぜ、有用微生物により処理してもらうのが有機栽培です。
その有用微生物とかけ離れてしまうような使い方はやってはいけませんね。

「堆肥でマルチングしても土にはそれほど入っていかないの?」

ですね、ほぼ入りません。
これはクリプトマルチを見てみてください。1年敷いたってほぼ分解はされていないはずです。

それもそのはず…

マルチングとは、土の微生物の世界と地上を遮断しておく役割もあるからです!

で…
できるかぎり遮断したいマルチングなのに、どうして堆肥なの?

意味わかんないですよね。
これがイメージ優先の怖さでもあります。