トマト農家さんに技術指導している私…

最初はピキャットクリアだけだったんですが、なんか最近は栽培全体の指導までしちゃっています。

「有機栽培は表現力が大事!」

腕の問題もありますが、しっかり表現できればかなり高品質なトマトが作れます。
皆さんも機会があればトマト栽培してみてくださいね!

有機栽培すれば、貴方だけの美味しいトマトが食べられます。
ピーキャット流ならプランターでも絶品が作れますよ!

「口で言うのはカンタンだよな!本当にそんなことができるかどうかは別!」
「偉そうに!おまえにできるのか?」

という逃げ口上が通用しないのが現場型の私の理論!
私が結果を出しちゃっていることなんで、まあ後はやる人の腕の問題ですと農家さんには言っています。

皆さんは結果云々気にせずにチャレンジしてもらえればと思います。
とても勉強になるし、美味しいのが収穫できたらWの喜びですよね!

でね、その前に…

皮が柔らかくて薄いのが高品質!

今はこの流れになっています。
皮というのは中身を守る大事なモノですが、野菜や果物はこの皮が薄くて柔らかいのに高級感を感じます。
まあ、人間的感覚なんですけどね…
となると、品種改良は「皮は薄くて柔らかい」になっていきます。
これは栽培技術ではなくて品種改良のほうなんで…
これは頭には置いておいてください。
ちなみに、ガーデニングでは高品質よりも上手く育つ方を優先していますので、皮が薄くて柔らかいを望む方は品種選びも大事です。

では、ピーキャット流の栽培技術からカンタンですが解説してみますね!
皆さんは「表現」を意識して読んでみてください。

まず、どれぐらい収穫したいか?

長く収穫し続けたいのか、究極のおいしさを求めるのか?

究極のトマトを作るなら、実がある程度育ったとき(収穫10日前)に水の供給を止めてしまいます。
これは畑とプランターではちょっとタイミングが違ってきますが…
これで究極の美味しいトマトが意外とカンタンに収穫できます。

まあ、水の供給を止めちゃうので株は枯れてしまいます。
ですが、トマトの株は枯れる前に子孫繁栄パワーを思いっきり使ってくれます。
実に、糖もタンパク質も全力で送り込んでくれます。
これが、株の命と引き替えに絶品のトマトを収穫するやり方です。

まあ、これはやらないかな?

通常は水はたっぷりが基本です。
水をたっぷり与えると皮が薄くなる代わりに実が甘みを持てず、水を控えると皮が厚くなる代わりに実に甘みが出ると言われていますが…

これは迷信です。実際の現場ではこういうことにはなりません。

では、どうしてこういう迷信が生まれたのか?

これが肥料濃度にあります。
水をたっぷり与えると肥料濃度が下がるので肥料の効きが弱くなり、水を控えると肥料濃度が上がるので肥料の効きが強くなりすぎる。

まあ、こういうことなんです。
あたかも水が影響しているように思われますが、実は肥料濃度の問題だけなんですよね。

では、ピーキャット流で絶品のトマトを収穫する方法は?

まずは、苗をじっくり育てていきます。
ここで慌てないこと!
早く大きくしても、実にエネルギーや栄養をたくさん送れる株にはなりません。

リバイバルで安定させながら、ぼかし肥料でじっくり育てていきましょう!

実物野菜や果樹は、ここではあえてカルシウムは2000~3000倍程度を使います。
通常濃度でもかまわないのですが、結実時にちょっと工夫したいので…
これはピキャットクリアに混合して病害虫対策と同じにしちゃえばいいですね。

つぼみを付ける時期になったら、たくさん収穫したいのかおいしさを求めたいのか選択します。
たくさん収穫したいのなら、つぼみを付ける前に亜リン酸を葉面散布していきます。
おいしさを求めるなら、つぼみが付いてから亜リン酸を葉面散布していきます。

ここもリバイバルが安定させていますから、しっかりリン酸は効かせましょう。

結実したらカルシウムを効かせます。
ここがポイント!
実がとても小さいうちに皮を強くするために、ここでカルシウムをしっかり葉面散布していきます。
まあ、通常濃度でかまいません。これで効きます。

これ、こうイメージしてください!
実を風船とイメージし、伸びが良く割れない風船にしてしまいます。
皮が薄いのに割れない、こういう理想的な皮を狙っていきます。

ここから先は、実にガンガンエネルギーと栄養を送り込み続けます。
ただ、ここでぼかし肥料だと次に影響してしまうので…
次に影響しにくい有機活性ぼかしをベースに、アミノ酸、ありん酸を効かせていきます。
病害虫が出過ぎる場合は、ぼかしは控えて液肥主体にしていきましょう。
もちろん、リバイバルで安定させつづけていきます。

まあ、こんな感じですね!
バラと違うイメージを持つのは2つです。
・実を太らせるという過程があるかないか
・永年栽培なのか短期栽培なのか

バラ栽培ではやらない、株の充実やフル回転をトマトではやっていきます。
ここでネタバレですが…
巷のバラ栽培って、野菜作りのやり方をそのまま流用しているだけなんですね。
流用するなら、本来は果樹なんですが…

いかがですか?

でね、実はここまではどうでもよい話です。

やり方重視の人は、ここまでの話が大事ですよね。
でも、ピーキャット流は考え方重視の栽培技術です。

上記のようにした結果、どうなったのか?

ここからがスタートですね!
ここが巷の栽培方法とは大きく異なってきます。

美味しい!絶品!

これは当たりましたね!

これがラッキーだったのか、それとも偶然だったのか…
さらにチャレンジしていきましょう!

絶品というわけではないけど…

まあ、生き物を育てるわけですからすべて絶品とはねえ…

何かが影響して落ちたのか、それともラッキーでほどほどだったのか…

1回の結果だけではなんとも言えませんので、同じやり方でまた同じようになるかやってみるのがよろしいかと思います。

皮が固い!

実の育ちに時間がかかったことが大きな要因です。

この時間が掛かるのは、栄養不足と思われがちですが…
枝葉と違って実は、栄養が多すぎても実の成長に時間が掛かることが多々あります。
この典型が壊れた畑ですね。皆さんには関係ありませんが…

まずは、効率的に効かせられるように考えていきましょう。
ぼかしを抑えて液肥をしっかり効かせていくことを考えてもいいですね。

甘さが弱く水っぽい

実の育ちが早すぎた傾向にあります。

こういう場合は、実の成長時に亜リン酸とアミノ酸を抑えてみましょう。
ぼかしベースでじっくり育てるイメージに変えてみてください。

実の成長が遅く、実も水っぽい

株の成長時に急ぎすぎた感があります。

じっくり株を育てながら、栄養生長から生殖生長に切り替えられるスムーズさを求めていきましょう。

バラと違ってトマトは短期収穫物なので、早く付きすぎた花芽などは摘んでいきます。
バラは花を咲かせ続けますが、トマトは収穫期が終わったら株の寿命も終わりなので…

株をしっかりさせてからフル回転のイメージを持てばいいですね!

1番成りからだんだん落ちていく場合

1番成りはとても美味しかったのに、だんだん美味しくなくなってきた…

これを成り疲れと言います。
これは栄養が無くなってきたとイメージする人が多いですが…

これはバランス失っているということですね。

これが起こりにくいのが、リバイバルの常用です。
りばいばるを常用しているのに成り疲れする場合は、他の肥料を抑えていきましょう。
かなり過多になっている場合があります。

1番成りから上がっていく場合

これ、有機栽培では起こることがあります。

じっくり育てすぎた結果、株の成長が生殖生長に間に合わなかった時に起こります。

まあ、後で美味しいのを食べられるのでそれはそれで良しとして…
次からはもう少しぼかし肥料を増やしてもいいですね。

ネタバレしましたが…

皆さん、いかがでしたか?

皆さんが昔、正しいと思っていたバラの育て方は、実はトマトなどの育て方でした。

トマトは収穫期が終わったら株の寿命…
バラを買って数年は花を咲かせるのに、いずれ一本杉になってしまうのはこういうことなんです。

ピーキャット流は、永年栽培なのか短期栽培なのか?で分けて考えています。

そして、この違いは「苗の後のことを考えているかどうか?」ですね。

皆さんも、植物栽培するときは必ず永年栽培なのか短期栽培なのか?を区別して考えてください。

一気にパフォーマンスさせるのか、パフォーマンスをずっと続けさせるのか?

完全燃焼型・継続維持型と分けてもおもしろいかな?