「土に肥料を混ぜちゃいました!どうしよう…」

「鉢の底に肥料を敷いてしまいました!今からでも取り除くべきですか?」

新規さんからよくいただく相談ですが…
冬の作業が終わってから記事を見つけてしまったというのが多いようです。

ですから、目立つようにここでさらに書いておきますね!

まず、今の時期に肥料を使うのは…

まったくの無意味!百害あって一利無し!

特に、有機肥料を使っちゃった方、鉢植えでやっちゃった方は残念!
2度とこんなことをしないためにも、やっちゃったのならしっかり後悔しましょう。

化成の暖効性肥料なら、まあ2ヶ月ぐらいは持ってくれると思いますが…
有機肥料なら1ヶ月持たないですねえ…

だってね、有機肥料だから分解されたら終わりでしょ?
土に埋めたら分解速度はかなり速くなります。

今は何月かな?

2月に肥料効かせて誰が喜ぶのかを考えてみましょう。
肥料を売ってる店だけじゃないかな?

バラにとっては大きな迷惑!
せっかく土に植わって根を伸ばそうとしているのに、伸ばした先で肥料濃度が高くて焼けていく…
伸びる根って白根です。
これ、とっても肥料焼けしやすいですよ。
茶色になった太い根はそれほど機能しないです。そこから伸びてくる細根→白根が本来頑張っている根ですね。

そして、家族にもご近所にも環境にも迷惑!
消費されない肥料の栄養は、どうなっていくのか?

水に溶け、流れ出てしまいます。

「いや、うりゃねこさんは土には濾過作用があるから栄養は流れ出ないと言ったはず!」

そうですよ!
土には濾過作用があるから、溶けた栄養はしっかり受け止めます。

肥料を土の上から与えればね!

まあ、そういうことです。
まあ、土に入れちゃった肥料は大半は水に溶けて流れて汚染して終わりでしょう。

まあねえ…
こういうのは農業の真似事からいつも起こるんで、これもそうかな?

ちなみに、樹木は肥料なんて土に混ぜないですよ。上から入れます。
まあ、ずっと土に植わっているので肥料を土に混ぜること自体不可能ですけど…

短期収穫物の野菜とかなら混ぜる人も多いですが、これは化成限定かな?
たまに間違って有機肥料を土に混ぜちゃってますが…
それでも、バラで言う地植えなんでなんとかなるわけです。

有機栽培を知っている農家さんは、有機肥料は後入れ(土の上から)なので、真似るならそっちでやったほうがいいですね。
化成と有機の違いがわからない農家さんが、たまに混ぜちゃっています。

では、肥料を混ぜちゃった土、敷いちゃった土はどうすればいいのか?

一番賢明なのは作り直しですね。
はっきり言って汚染物質ですし、バラもすごく迷惑がっています。

ただ、えらく損失になりますし、土の処分も大変ですよね?

ならば…

やっちゃったんだから、汚染覚悟で流しきるしかないですね。
まあ、有機肥料なら持って1ヶ月なので、2月中に流し切っちゃえばいいです。
ただね、根には障害になるかもしれないので水は多めにして肥料濃度はできるだけ下げていきます。

「でも、そんなことしたらバラが水を吸いすぎて水太りに…」

まあ、なるわけがありません。
まして、肥料濃度が上がると根の浸透圧は下がりますから水はほぼ吸えないですね。
そういう事でも水は多めにしておきましょう。

「このままにしていたら、どうなりますか?」

まあ、絶対こうなるというわけではありませんが、いろいろ不利になる可能性は出てきます。

(1)出開き・ブラインド・枝枯れの可能性が上がる
(2)春の開花前後に生育不良・病害虫蔓延の可能性が上がる
(3)無駄な肥料消費で汚染される
(4)土のバランスが壊れ、さまざまなことが起こる可能性が高くなる

でもねえ…

冬ってバラは栄養は要らないです。株が蓄えている栄養でも充分すぎるぐらい事足りています。
有機肥料を土に埋めたら、1ヶ月持たないです。2月に入れる意味はありません。

ピーキャットは肥料を自社開発し、販売していますが…
無駄なことはしてはいけない、肥料はできるだけ抑えていくことを皆さんにお教えしています。

バラのため、環境のため、皆さんのため、これからのため

肥料を無駄に消費させてはいけないことを、これからもしっかり伝えていきます。