さて、そろそろ夏剪定のシーズンですね!
早い人や寒冷地の人はもうやっちゃったかな?

この夏剪定ですが、どうしてやるのかは皆さんもうご存じですよね!

秋の花を楽しむため!

じゃあ、どうして夏剪定すると秋の花が良くなるのかもご存じですよね!

栄養生長し、生殖生長に至るまでのリスタート!

そうですね!
バラの生長サイクルに合わせてあげるためです。

バラはこの生長サイクルを乱しがち…
だから、元気なバラもイマイチのバラも、この秋という気候に合わせてリスタートさせてあげるのが夏剪定です。

ただね…
どのぐらい、どれぐらい剪定するかは品種や株によります。

教科書通りにやるとけっこう失敗するので、自分流を築いていきましょう。
まあ、センスもありますしねえ…
こういうのはてんちょーがうまいので、てんちょーに聞いてください。

私としては、夏剪定に関わる注意事項をしっかり書いておきます。

まず…

剪定後の施肥は、7~10日は空けること!

剪定してすぐに肥料が効いてしまっている状態は決して良くありません。
剪定すれば、まずバラは枝葉が少なくなったので浸透圧が落ちます。
そして、バラは剪定することで栄養生長のスイッチが入ります。

浸透圧が落ちるけれど、栄養生長のスイッチが入る!

「大変だあ!栄養生長に入ったから、肥料効かせないと!」

いやいや、そんなすぐにバラは変化できません。
夏剪定してから栄養生長に転嫁するにも、バラはその変化に応じた物質を作り出すのを先決します。
生き物と機械の違いを、こういうことでもしっかり認識しておきましょう。

まず、剪定したらバラが栄養生長に必要な準備時間を取ってあげます。

そうしたら、ここで生長モルモンや必要な酵素などをバラが自身で生長ローテーションに合わせて作っていきます。

なのに、剪定時で肥料が効いていたら?

まあ、肥料と農薬のパワーで咲かせる人はそれで構わないと思います。
でも、病害虫がかなり出そうな感じがしますよね。

そうそう!
そもそも、夏剪定すると害虫はかなり呼び込みやすくなります。
理由はわかりますよね!

秋に苦労する人は、この施肥タイミングを変えてみてくださいね!
なにげない、たった7~10日が大きく変わってきます。

でね、これは春の芽吹きも同じですが…

芽吹きに栄養はそれほど要らない!

施肥は慌てず、様子を見ながらおこなっても充分なんですね。

「ヘボは肥料効いてなきゃ植物は動かんと思っとる!」

という、ある農家さんの名言でした。
まあその通りです。

でね、実際に剪定することで浸透圧が一旦は落ちるので、ここで肥料を効かせすぎると…
暑い日に根焼けさせてしまうことがあります。

こういうのも含めて、施肥は慌てないことが大事ですね。

いかがですか?

この施肥タイミングを見直すことだけで、皆さんが今まで苦労した秋のトラブルがかなり緩和されます。