「有機のチカラで育てるバラ栽培」

常連さんは懐かしく感じるかもしれません。
行政に「有機栽培」という日本語を奪われ、私が考え出したネーミングです。
しかし、今は有機栽培とハッキリ物言っても何も指摘されない…理由はわかりませんが…

よって、これからは有機栽培とハッキリ言うようにします。

ただ、有機栽培の認識はまだバラバラになっているのかもしれません。

私は有機栽培は「命の有る栽培」としています。
化成肥料や農薬を使わないのが有機栽培だとは考えていません。

そもそも、慣行栽培から化成肥料と農薬を除いてしまうと、技術的ハードルは一気に高くなります。
ですから、化成肥料や農薬を使わないのが有機栽培だというのは慣行栽培の現場ではまず実現しないと思われます。

一方、私は「命の有る栽培」としています。
この意味は、自然のサイクル、つまり生き物が織りなす世界を栽培で創り出すことです。
でも、実際にはこれは絵に描いた餅に過ぎません。

自然の摂理や生き物の特性をどれぐらい理解して活かしていけるか?

これが有機栽培の根本的なところです。
自然や生き物が理解できないのに、どうやって生き物が織りなす世界を創り出せるでしょうか?
知らずして、自然や生き物を利用できるわけがありません。

私は皆さんに、自然や生き物の難しい話をしています。
理由は、自然の摂理や生き物の特性を理解した上で考えていって欲しいからです。

私の栽培方法は、自然の摂理と生き物の特性を尊重していく栽培方法です。

これで、農業もガーデニングもレベルの高い栽培ができるのですから、私はこれがこれからの時代に一番ふさわしい栽培方法だと考えています。
もちろん、これは私独自の考え方です。違う考え方も、もちろんあります。

有機のチカラ…自然の摂理や生き物の特性を尊重しながら知恵を活かす
科学のチカラ…人間の英知で自然や生き物をコントロールする

私は自然ありき、生き物ありきの考え方です。
この考え方をベースに栽培理論を築いて、栽培技術としています。

もちろん、科学のチカラも大事なモノです。
ただ、私は科学のチカラは常に自然や生き物からしっぺ返しを喰らっているように見ています。
ですから、大きな不安要素になるのではないかと考えています。

たとえば、遺伝子操作で生き物の特性を変えてしまったとします。
生き物の世界は調和とバランスの世界…
この世界が崩れてしまわないのか、私ごときの知識ではまったく理解できません。
よって、手を出しません。

それよりも、自然の摂理や生き物の特性を尊重しながら知恵を活かせばなんとでもなります。
何も崩すことなく、何も壊すことなく、栽培を成すことができます。
それが、ピーキャット流栽培です。

そして、これが有機栽培の根本であり、環境保全の根本でもあると考えます。