有機肥料の消費期限ってどれぐらいなのか皆さんはご存じですか?

実は、消費期限というモノはありません。
肥料というのは、肥料成分が変わらないから消費期限自体が存在しないということになっています。

これは本当でしょうか?

実は、これは言葉足らずです。
「ちゃんと保存していれば、肥料成分は変わらないので消費期限は存在しない」となります。
つまり、肥料というのはちゃんと保存されているモノだという前提になっています。

では、ちゃんと保存できるのか?
これは肥料の種類によります。

固形肥料は水分を含ませなければ、ずっと変わりません。
では、元々が水で溶けている液肥はどうなのか?
実はここが大きなポイントですね。液肥は肥料成分の変化、物質変化が起きる可能性があります。

・紫外線に当たる
・熱で変化する
・微生物が侵入する
・揮発して濃度が濃くなる
・成分が分離する
などなどにより、変わってしまうことがあります。
液肥は種類にもよりますが、私は最長2年で使い切ることをオススメしています。
できれば1年サイクルで新しいモノに交換することをオススメします。
それと、液肥はよく振ってから使うことを癖にしておいてください。分離していることがあります。

長く使うためには、液肥、固形肥料とも保存をしっかり行います。

ぼかし肥料は良質なモノほどカビが生えやすくなります。
微生物に分解させるぼかし肥料に防腐剤など入っていたら元も子もないですよね。
ですから、何も加工されていない生モノと考えてください。

「早くカビが出る=早く分解される」

ピーキャットがご用意しているぼかし肥料では、
キング豊穣→甘彩ぼかし→ピキャット・ぼかしの順にカビが生えやすくなっています。

ぼかし肥料の保管は冷暗所で水を含ませないことです。
カビが生えても使えますが、青カビなどは衛生的にもあまりよろしくありません。
これは女性スタッフと会員様のアイデアですが、乾燥したペットボトルにぼかし肥料を入れておくとカビが生えないそうです。
どうぞ、参考にしてみてください。

液肥は冷蔵庫保管をオススメしています。
対象は甘彩シリーズです。
無理な場合は、とにかく陽の当たらない、暑くならない冷暗所で保管します。

培養土というのは、本当のところは保存が効きません。
微生物は失われ、保湿も失い、なにより水を弾くようになってしまいます。
製造後3ヶ月以上経っているようなモノは品質が低下していますので避けておきましょう。

カルシウム剤やミネラル剤などは使用前にしっかり振れば、かなり持ちます。
冷暗所であれば3年ぐらいは持つと考えて大丈夫です。
対象はピキャット・Caとピキャット・ミネラルです。

ここで皆さんが勘違いしやすい点を出しておきます。

「有機の場合、良質なモノほどカビが生えたり物質変化しやすい!」

たまに、ぼかし肥料がカビだらけになってクレーム対象になりますが…
ぼかし肥料とはそういうモノです。良質なモノほど菌の付着、菌の繁殖が強くなります。

液肥も物質変化しやすい方が、与えると即座に効果を出します。
反応が鈍いような液肥だと、与えても効果は鈍くなります。

「農業資材はガーデニング資材のように、利便性はあまり考えていない!」

ピーキャット流はピキャットクリアがありますから、肥料関係はかなり良質のモノをご用意しています。
もちろん、ガーデニング向きなモノではありません。

皆さんがしっかりと保存、使用できるという前提で商品を扱っています。

「葉面撒布の液肥は使い切れずに廃棄することをあらかじめ想定している!」

六花や甘彩六花は出番も限られているので、2年で使い切るというのはなかなか難しいですよね。
これを捨てて新しいのに買い換えるのは、かなりもったいない…

確かにもったいないですよね。でも、価格で計算してみてください。
希釈して使うタイプのモノは、断然お得ですよね!

実はここで「もったいない」と思ってしまうのは、まだバラに人間が合わせようとしていないからです。

液肥などは準備しておくものであって、使い切るという考え方ではない!

ピーキャット流は、バラに人が合わせていきます。
使うか使わないかは、バラに合わせていきます。「使い切る」というのは人間目線ですよね。

つまり、液肥などはバラのために準備しておいて、期限が来たら捨てるという考え方なんです。
これ、私の考え方です。ピーキャット流の考え方です。
人間社会で言うところの、常備薬みたいな感じですね。

ですから、最長2年を目処に、残ったら捨てて新しいのを買い換えることを考えましょう!

「でも、もったいない…」

そういう場合は、他の植物栽培で使えばいいですよね!