有機栽培は微生物の活躍が必要不可欠!

植物の病気は病原菌の仕業!

栽培の世界は微生物無しでは語れなくなってきましたが…
なんか、世界が違う話をよく耳にします。

「微生物の世界は桁違い!」

皆さんにはすでにお話ししていますよね!
でも、ちょっと復習してみましょう。

私たち人間の身体の表面には、約1兆個の微生物が付着していると言われています。
体内まで入れると、さて…

一握りの土には微生物が数億匹居ます。
さて、バラを植えている土にはどれぐらい?

微生物の数というのは、私たちが使うような桁ではありません。
まさに無限大の世界!

こんな世界で微生物をコントロールするにはどうすれば良いのか?

巷では「足せば良い!投入すれば良い」という話ばかりですよね?

その理由は…
もちろん、商品だからです。消費してもらうために足したり投入してもらいます。

ピキャットバイオという商品を当店では扱っています。
私も、微生物を投入してもらって効果を出してもらおうとしていますが…

ただ、大きく違うところがあります!

「活性、増殖させないと意味は無い!」

つまり、投入する微生物が活性、増殖する環境や条件でなければ投入はまったくの無意味となる!
ということです。

私が「そんなの有用微生物の餌となるだけ!」とよく言っているのは、環境や条件に合わない微生物のことです。

バラの土って、どういう環境と条件にあるのか?

簡単に言うと、好気性土壌で弱酸性土です。
この環境下で活性、増殖できない微生物は死滅します。死滅して分解される餌になります。
逆に、この環境下で活性、増殖できる微生物は一気に数を増やしていきます。

ちなみに、好気性土壌とは空気が通り抜けるフカフカな土のことではありませんよ!
雨の水が酸素を含んだまま浸み渡る領域の土壌です。

まれに、こういう宣伝文句があります。
「どんな土も、この微生物資材を使うとバラが元気に育つ土になる!」

これ、あり得ません。
投入する微生物が最低でも生き続けられない土壌であれば活躍のしようがありませんよね?
人間も、水の中だと作業できないどころか窒息して終わります。

微生物の世界は桁違いの世界です。
こういう世界で大事なのは、「いかにその微生物が活躍できる環境、条件を作るか?」が大事になります。

それが!
そう、有機栽培での土作りの基本です!

ちなみに、ピキャットバイオはとても優れた微生物資材です。
でも、その前に皆さんが土をしっかり作っていないと…
いくら優秀な微生物も死んで終わりです。

これもちなみに…
「良い土なら根腐れなんてしない!根腐れするのは土が悪いからだ!」
これは皆さん理解していますよね!

根腐れさせるのは「嫌気性微生物」です。
この嫌気性微生物は好気性土壌では生きることができません。
「良い土=好気性土壌」
だから、好気性土壌では根腐れなど起こらないのです。
好気性土壌では好気性微生物が活性、増殖し、嫌気性微生物を餌として食べてしまいます。
水遣りを控える暇があれば、良い土にすればいいですよね!
根腐れするような悪い土(嫌気性土壌)であれば、水遣りは控えなきゃいけないのかな?
いや、どうやっても嫌気性土壌なんで…
バラは好気性土壌を好むので、土は替えた方がいいですね!

それと!
菌というのは存在しているかどうかはどうでも良いことです。

「その菌が活躍できる土壌なのか?」

病原菌も同じ考えです。
皆さんは根頭癌腫菌が庭の土に入ると身も凍る思いがしますよね?

でもね、根頭癌腫菌が活躍できない土壌にすれば居なくなりますよ!

「ピキャットクリアや木酢液の抗菌力!」
まあ、そういうことです。