「癌腫ばっかり…新苗を買ったら土を崩して根を確認した方が良いのでしょうか?」

というご相談をいただきました。
昨年の春に新苗を鉢に植えて、昨日から鉢の土替えしていたら、12鉢中9鉢で瘤が出たそうです。

これねえ…
癌腫苗が9本だったのか、それとも2次感染させちゃったのか…
わからないところが癌腫病の厄介なところです。

こういうことになると…
新苗の土も崩して、癌腫かどうかを確認してから植え込みたいですよねえ…

ただね、新苗時って癌腫の瘤とカルスの見分けが難しいことが多いですよ!
それを承知の上で話をしてみます。

新苗の土を崩して良いのかどうか?

これは苗によります。
ギリギリ生きているような新苗は、ちょっとしたことで枯れちゃいます。
こういうのは買った店に確認してください。
「新苗の土を崩しても良いですか?」と聞けばわかると思います。

また、化成ででっぷり育っちゃった新苗は根と地上部のバランスが悪いのでかなり切り詰めないとダメージになります。
切り詰めて10日ぐらいおいてから土を崩しましょう。
目に見える根量は当てにしないように!

それと、カッチカチで崩れない土の新苗はやらない方がいいですね。
無理して土を崩すと根もブチブチに切れちゃいます。
やるなら、土を水で溶かすようにしてください。

ピーキャットの新苗は癌腫リスクゼロなので土を崩す必要はありませんが…
崩しても良いですよ!
ちゃんとやれば、枯れたり生育不良になることはありません。
根の生育が遅い挿し木苗なんかだと、植えてるときに土が勝手に崩れちゃいますしね…

新苗の土を崩すときは、根を直射日光に当てないようにします。
根を絶対に乾かさないようにします。乾かすと根の細胞は壊れますからね!
土に肥料を混ぜちゃう人は根やけを起こすリスクが高いのでアウト!
手際よく、さっさとやっちゃってください。
そうそう!地植えの場合はいったん鉢でじっくり育ててから植え替えてくださいね!

土を崩したら根をきれいに水洗いして、根を確認していきます。
癌腫の瘤があれば…
交換してもらえばいいですが、カルスと見分けが付かない場合は写真で見てもらうしかないですね。
もしくは、自分で処置してしまうかです。
怪しいところは切っちゃえばいいです。

ピキャットクリアでの体内洗浄はできません。
と言っても、私はやってますけど…
ダメージは受けますので、やらないほうがいいです。自己責任で!
ピキャットクリアを根に噴霧し、水洗いしてから木酢液100倍でささっと根を洗いましょう。
これ、ネコブセンチュウにも効果的です。

その後、すぐに鉢に植えて水をタップリ!
3日ほどは日陰で養生してください。
あとは日向におきますが、もし葉っぱがぐたってくるようなら日陰で養生してください。

こんな感じです。

「土を崩して枯れるようなことはありませんか?」

ありますよ!
苗次第、腕次第です。
ただ、今は皆さん普通にやっていますねえ…
リスクが無いわけではありませんで、そこは自己責任で!

「根を傷つけたら、なおさら癌腫感染しませんか?」

癌腫菌が常在している土なら危険ですが、そんな土は使わないですよね?
癌腫菌はどこにでも居る菌といっている店からは培養土は買わないようにしましょう。

「新苗の土にはいろいろな微生物が居るので種になるのでは?」

なりません(^0^)

「新苗は幼苗なので不安です!デリケートでしょうし…」

そうでもないですけどね。
幼苗はもっと幼苗でもあるので…
不安だったら、ある程度切り詰めて枝を固めてからやると安心ですよ!

「やっているところを見たい!是非ともセミナーで!」

了解しました!
じゃあ、5月にやりましょう!
ウチの新苗だと参考にならないかもしれないので、ちょっといろいろ用意しておきます。

ということで…

新苗の方が癌腫リスクはある程度は低いですし、新苗で癌腫感染を発見できれば有利ですよね!

皆さんなら、もうできるんじゃないかな?
ということで、5月にセミナーしちゃいますね!