「モーター式の噴霧器(動噴)が動いたり止まったりするので使いづらい!」

という相談を受けました。

「負荷が掛かって止まるのか、熱で止まるのか…メーカーに相談した方が良いね!」

と回答したところ…

「次亜塩素酸水を使っているのが原因と思われ、保証対象外にもなる!」

とメーカー(工進)から言われたとのこと…

ということで、私が朝一番から出撃してきました(@^▽^@)

まあねえ、一般の方ならメーカーに丸め込まれてしまうんで、ここは私しか話できないかな?

でね、今回は明らかにメーカーの対応が悪いんですが…

まずは皆さんには、メーカーの立場を理解してみてください。

噴霧するって、いろいろなモノがあります。
農薬もあれば液肥もあれば活性剤…消毒液や洗剤や…
メーカーからすれば、「何を使われるかわからない!」という想いが強くあります。
そして、すべてのモノに保証するというのは不可能…
強酸性や強アルカリ性のモノなど使われたら、まあ故障しちゃいますよね。

これね、「メーカーの責任逃れ」じゃなくて、「メーカーの恐怖」なんです。
ウチもそういうのはあって、たとえばウチの新苗がいきなり超肥料過多にされちゃったら生育不良になるやもしれません。
「買って1ヶ月しか経たないのに!不良苗だわ!」
こういうのは稀にあります。
何をされるかわからない恐怖というのは、保証というのにはあるんですね。

今回のメーカーの対応のまずさは…

「モーター式の噴霧器(動噴)が動いたり止まったりするので使いづらい!」→次亜塩素酸水を使ったからだ!

何の因果関係も無いのに、理由はこれだとして相談無視で結論づけちゃったことですね。

この理由も明確で…
最初、電話に出てきた女性はこちらの話よりも頭ごなしにガンガン言ってくるタイプの人でした。
こちらが話しているのを遮って、「まずは私の話を聴いてください」って…
まあ、こういうところはよくありますけどね…「問い合わせ=クレイマー扱い」みたいな…

ただ、次に現れた課長という人はちゃんと対応できる人だったので、しっかり話が折り合いました。
ちゃんと確認して原因を調べて対応されるとのことでした。

これで一件落着かな?

ここで皆さんに、噴霧器に関する保証の知識を!

次亜塩素酸水に限らず、アミノもアリンもカルシウムも木酢液も…
メーカーからすると、「保証に至る検証はできていないもの」になります。
こういうのは、ウチの商品に限らずいっぱいあるので、メーカーは対応しきれない!というか、最初から検証はあきらめています。

ですから…

故障した原因は使用した溶剤によるモノなのか?

ここが保証のポイントになります。

溶剤による故障 →保証期間でも有償修理
他原因による故障→保証期間内なら無償修理

「ピキャットクリアを散布していたら、電気系統が故障した」

因果関係はありませんから、保証されるべきです。

「ピキャットクリアにスカッシュとCaを入れて散布した後、洗い流さず液を残したまま放置した」

固まって詰まっちゃうことも考えられますから保証しろというのはねえ…

噴霧器は、使い終わったら水通ししておくのが基本です。
ちゃんとやっていたのにメーカーが保証しないなんてことはあってはならないことです。
逆に、ちゃんとしていないのに保証でもめるのもよくありません。

こういうのは、お互いが理解し合えれば話は付くんですよね。
メーカーはユーザーのことを理解し、ユーザーはメーカーのことを理解してあげる…

今回は、メーカーの対応がけっこうマズかったんですが…
ちゃんと理解してもらえたと思うので、これからも愛用していきましょう!

ただねえ…

やっぱり企業は人だなあ…

「癌腫が出たんですけど!」→「このクレイマーめ!」
「癌腫が出たんですけど!」→「大変申し訳ないです!」

同じ店でも、担当者で変わってしまうことはよくありますよね。