2019年度は皆さんにゆうきバラ(有機栽培で育てたバラ)を咲かせていただきました。

2020年度は、皆さんには「真のガーデナーを目指していただこう!」というのをテーマにしていただきたいと思います。

日本のガーデニングは、これが日本のスタイルなのか滑稽なだけなのか…
少なくとも楽しむポイントがとてもズレている感があります。

たとえば、ガーデニングというのは「手作り感」というのがあります。
自分でいろいろ作っていくという楽しみがあるのですが…
これはガーデンの花壇作りとか園路作りとかフェンスやオベリスク、デコレーションなどですよね。
苗を自分で作ったり、タネから苗を作るのも楽しいことです。

一方で、肥料や堆肥を自作するという風変わりな手作りも出てきてしまいます。
成分やpHなど一切関係なく、誰かのレシピ通りに作ってそれが最高の肥料などと勘違いしています。
肥料や堆肥を口に入れて、「うん、良い肥料だ!」なんてパフォーマンスにすぐ騙されてしまっています。
味覚でわかるなんて絶対あり得ないんですけどね…
だから、白衣に憧れたおままごとみたいな栽培が出てきてしまいます。
お母さんの真似をするおままごとを女の子がしているような感じですね。
ちなみに、私らプロはすべて業者に委ねます。衛生的にも品質管理的にも私たちはやらず、プロに任せます。
農業で肥料や堆肥を手作りしているのは経費削減なだけで、品質はグッと落ちますし、よほどの田舎でなければ近所迷惑にもなります。
「手作り」を大きく勘違いしてしまったことで、こういうことが起きてしまうのでしょう。

バラのガーデニングは、すでに価値観が崩壊しています!

バラ苗を大量に買い込み、庭にお金を掛け、肥料や堆肥はケチる…
「モノ」という欲望に満ちた庭のようで、大事なガーデニングの心が見当たらなくなっています。

ヨーロピアンに憧れているのに、あちらとは中身が違う…
「日本人は本当にバラ苗をよく買うねえ!」と思われてしまっています。
金にモノを言わす感じは、そういうところでも外国の人は感じているのかもしれません。
まあ、ブランドに弱い、欧米人に弱いのは日本人ということでもありますが…
バラは特に顕著に出るんでしょうね。
欧米に比べて日本でセミプロレベルのガーデナーが極端に少ないのは、ガーデニングの考え方が根本的に違っているからでしょう。
バラのコレクターは圧倒的に日本人が多いというのも聞いたことがあります。

日本のガーデニングの一番悪いところは、商売ありきなところです。

庭造りでぼったくりな造園がされ、魅力的なパンフレットでバラ苗の購買意欲を高めます。
お金を掛ければ素晴らしい庭作りが出来るように見せかけられ、数年後には夢の跡になっていきます。
ガーデニングってそういうものではないんですよね。

とにもかくにも、日本はガーデニングスタイル自体を改めないと廃れていく一方です。

ガーデナーにとって、ゆうきバラを咲かせるのは出発点!

ゆうきバラを咲かせて満足してはいけませんよ!
ゆうきバラはガーデンのひとつ!ガーデニングの1アイテムに過ぎません。

もちろん、ゆうきバラを咲かせなければいけませんし、品質の高いゆうきバラを咲かせていきます。
ただ、ここに取り組んでいるのはピーキャット!
そのための研究開発を一生懸命にやっています。
ここはピーキャットの領域!皆さんに実現していただくために私たちが皆さんに用意しているところです。

もちろん、むずかしいですよ!でも、むずかしいから価値あるゆうきバラが手に入ります。
カンタンで誰にでも手に入れられるなら、たいした価値にはなりません。

そして、ガーデナーは…

ゆうきバラをいかに扱っていくか?

これがメインステージになります。

そもそも、ガーデナーとは字のごとく「ガーデンの演出家」なんですね。
ガーデンじゃなくても「バラの演出家」でもあるわけです。
貴重なゆうきバラが手に入るんですから、「ゆうきバラの演出」をしなければバラのガーデナーではありませんよね。

ただね、
巷のバラ栽培は農薬を使っちゃうんで食卓にも飾れないバラの花しか無いんです。
だから、バラの演出自体が庭だけで見るだけなんですね。咲かせて終わりです。

ゆうきバラと農薬バラでは、そもそもガーデニング自体の本質が変わってきます。

■ゆうきバラを咲かせる
■ゆうきバラを演出する(ガーデンを演出するでもOK)
■ゆうきバラで遊ぶ

人それぞれ、どこにチカラを入れるか、興味を持つか違ってきます。
でも、この3つがゆうきのガーデナー!

これが皆さんです!
まだまだ皆さんは歩み出したばかり!

真のガーデナー、ゆうきバラを手に入れたガーデナーとして思いっきり楽しんでください!
一生掛けても遊びきれないほどの大きな世界ですよ!