地植えのバラの肥料は、寒肥もしくは芽出し肥として年1回だけ!

なんていう、とっても馬鹿げたことを未だに信じてしまっている人はいませんか?

1年分を1回の施肥(肥料を与えること)で済ませようとする…
今どき、農業でもかなりの大量生産もしくは短期収穫物以外はやらない方向になっています。

昔は環境保全とか土が壊れるという考え方がなかったので、そういうこともされていましたが…
農薬漬けにしないとバラが育たなかったのも、こういう無謀な施肥によるものでした。

そして時代は環境保全の時代!
農薬を使っている人も、できる限り農薬に頼らない栽培技術を用いるべき時代です。

私は断言します!
年1~2回の施肥で無農薬栽培、有機栽培の成功は不可能!かなり低レベルの栽培になる!

つまり、こういう施肥しか出来ない人はヘボと断言します。
まして、環境を悪化させているわけですからバラ栽培をすべきではありません。
バラ園のように壊しまくっても構わない場所なら良いのかもしれませんが、最低限住宅地ではすべきではありません。

では、どうして低レベルなのか?をわかりやすく解説しますね!

肥料は土に混ぜるとすぐに無くなる!

有機肥料は土に混ぜると1ヶ月もしない間に分解されてなくなります。
化成肥料は商品にもよりますが、水によく溶けるので数週間程度です。
暖効性肥料と呼ばれるものでも1~3ヶ月程度です。

バラが肥料を必要とするのは3~12月です。10ヶ月ですね。

年1回の施肥は、おそらくは土に入れた肥料が1年ぐらい持つという妄想をしているんだと思いますが…
持つわけないです。こんなことになれば、地球はえらいことになります。

春は肥料過多、秋は肥料不足

冬や春先に大量に肥料を入れられてしまうので、春は土の肥料濃度が恐ろしいほど上がります。
これにより、根やけや枯れ、出開きなどが出てしまいます。
また、肥料過多により病害虫にやられやすくなり、体質も弱くなります。
肥料濃度が上がることで土の有用微生物が乏しくなり、要らぬ病原菌を呼び込みます。

秋は逆に肥料濃度が下がりすぎます。
春にメタボになっていますので秋も持ちますが、こういう育て方は老化をグンと早めます。
1本杉やうんともすんとも言わなくなる株になりやすくなります。

肥料が大量に流亡し、土壌や河川の汚染に!

肥料を1度に大量に与えても、バラはその栄養を摂取できません。
摂取できない栄養は全て水で流され、他の土壌や河川を汚染していきます。

それが雑草などを大繁殖させたり、生態系を壊したり…河川や海の汚染は書かなくてもご存じですよね。
農薬散布も肥料過多も、環境破壊しています。

土にこだわっているは嘘!

土に肥料を混ぜると、土は壊れます。
そういうふうにできています。土の有用微生物は肥料の栄養濃度に耐えられません。

これは自然でも見ることが出来ます。
動物の死骸、糞のところには草すら生えません。分解し終わるまでは植物にとっては毒にもなります。

肥料を土に混ぜるのは、猫におしっこさせているのと大して変わらないのです。

他にもいろいろありますが…

どこからどう考えたっておかしいことなんですが…今でも平然とされているところがあるようです。
これは「経験則」から来ています。

バラは強いから、こんなへんてこりんなことをしても育つ!

こういう経験則ですね。
その代わり、農薬バンバン使わないと病害虫は止まりません。

環境を考えれば、今の時代ではやってはいけない栽培方法です。

現在は、後入れの施肥が主流です。
後入れで、必要なときに必要な栄養をこまめに与えていく方法ですね。

詳しくはセミナーにて!

これ以上の詳しい解説は、

■有機土壌セミナー
■施肥セミナー

にておこなっています。

実際、土に肥料を混ぜると土の微生物は生態系・バランスとも崩れます。
下手すると、人間に害を及ぼす大腸菌やサルモネラ菌まで発生します。
堆肥を入れて土を良くしたつもりが、肥料まで混ぜてしまって土が壊れるケースをよくみます。
いきなり土が壊れている培養土などもあります。

こういうことをするから化学農薬が手放せなくなります。