6月26日、NITEより次亜塩素酸水に関する見解が発表されました。
次亜塩素酸水を現場で10年以上使いまくっている私が、○○科学者に代わって解説します。

■拭き掃除には有効塩素濃度80ppm以上のものを使いましょう

80ppm以下だと効果が無いとは言っていません。
拭き掃除は80ppm以上だとウィルスに効果を出しやすいということで推奨しているということです。

ただ、この80ppmはあるメーカーの電解水装置が出せるMAXの濃度です。
80ppmという数字にあまり意味はないと思います。

■汚れをあらかじめ落としておく

これは次亜塩素酸水に限ったことではありません。
アルコール消毒液でも次亜塩素酸ナトリウムでも界面活性剤でも同じです。
あくまで、これは次亜塩素酸水に限らない「モノのウィルス対策の方法」を言っています。
まずは有機的汚れを落とすのは、基本的な行いです。

何を使ってもこれは同じですので、気にしないでください。

■十分な量の次亜塩素酸水で表面を…

アルコール消毒液は揮発してしまうまでが効果があります。
ですから、拭き広げるようなやり方をします。
次亜塩素酸水は有機物に触れると失活する、残効性が無いものです。
ですから、拭き広げるようなアルコールのやり方ではなく、全体にムラなく吹きかけていきます。

残効性が無いというのは、次亜塩素酸水が持つ高い安全性のひとつでもあります。
大きなメリットでもあり、デメリットでもあります。

ただ、「ひたひた」という大げさな表現はふさわしくありません。
「しっかりシュッシュ!」でOKです。

■少し時間をおき(20秒以上)、きれいな…

これは目安です。
カップラーメンを作るときの「3分間待つのだぞ!」みたいな感じですね。

でも、これはアルコール消毒液よりも効果が弱くて厄介だと見せかけようとしていますね。
普通にシュッシュしてしまえば大丈夫ですし、塩素系は残留しませんので絶対に拭かなければいけないわけでもありません。
20秒待つ意味もなく、それなら連続でシュッシュした方が効率が良くてスピードUpにもなります。

■人が吸入しないように注意してください

これは「モノのウィルス対策をやっているときの噴霧」を指しています。
つまり、この見解では80~200ppmでの噴霧のときは周りの人に留意して噴霧するようにということです。
スプレーでシュッシュするのも噴霧と言います。
これはアルコール消毒液のほうがしっかりとわきまえなければいけません。
アルコール消毒液をスプレイヤーでシュッシュする場合は次亜塩素酸水よりも危険度が高くなります。

これは次亜塩素酸水の加湿器による空間除菌のことを言っているわけではありません。

■濃度が高いものを使う場合、直接手を触れずゴム手袋など…

次亜塩素酸水200ppm以上を指しています。
当店の次亜塩素酸水は500ppm以上を高濃度として取り扱いに注意していただいております。

500ppm以上ならゴム手袋をお使いください。
手荒れしやすい人は200ppmからゴム手袋をしてください。

■空気中の浮遊ウィルスの対策には、消毒液の空間噴霧ではなく…

次亜塩素酸水は消毒液ではありません。消毒液はアルコール消毒液を指しています。

これは、アルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウムなど、空間に噴霧して使ってはいけないというものです。
WHOの言う消毒液も次亜塩素酸水のことではありません。
ファブリーズのような第四級アンモニウム塩(界面活性剤)のことでもありません。

次亜塩素酸水や第四級アンモニウム塩は強い消臭効果もありますので、日常的に空間に噴霧することはあります。
これは消臭剤としての使い方です。

除菌剤や消臭剤は消毒液扱いではありませんし、次亜塩素酸水は消毒液と名乗ってはいけません。
コロナ有事には「アルコール消毒液代わりに使われた」ものです。
これは有事に消毒液を無くした国が問題であって、代用のモノを使った現場が悪いということではありません。

■流水を掛け流す場合、有効塩素濃度35ppm以上のものを…

流水を掛け流すのは電解装置によるモノだと思いますが…
35ppm以上を20秒以上掛け流す使い方で効果が出せると書いてあります。
私は掛け流しは掛けムラが起こるのでやりませんが、これは掛け流しが向いている現場用でしょう。

■手指等への影響、空間除菌の有効性・安全性は評価していません

評価していませんとのことですので、危険性は確認できていないということになります。
危険性がある場合、健康リスクが考えられる場合は、いち早く検証されますので、評価していないというのは思い当たる危険性が無いということです。

「安全性が確認できていない」のではありません。
現在のところ、危険性に対して評価すべき事が無いとなります。

現在においても、消費者庁から健康被害の報告が出てきていません。
「健康被害が起こったと思われる」というのはどういう事実でのことなのか、謎のままです。

■感染予防・治療を目的とする場合は、医薬品または…

界面活性剤がコロナに効くとか言いだしたのは北里大学です。
次亜塩素酸水はそのようなことは言ってはいけません。

以上になります。

現場の私はこのように解釈していますし、これが間違えているかどうかはわかりませんが…
○○科学者の屁理屈よりはまともな解釈だと思っています。

手洗いで堂々と使えるようになりました!

誤解されている方はすぐに訂正してください。

「手指消毒」は消毒ですから消毒液でおこないます。
消毒液に当たるのはエタノールで、次亜塩素酸水や界面活性剤は消毒液ではありません。
「次亜塩素酸水での手洗い」としてくださいね。

NITEの文献では、「手指への影響は評価していません」となっています。
評価していないというのは、検証していませんということです。
つまり、検証するほどの懸念材料が無い、危険性が見当たらないことを指します。

次亜塩素酸水についての安全性が、何故か今になって取りだたされましたが…
結局は、健康被害などの事例がなかったんだと思われます。
本当に健康被害が発生していたのなら、現場の私たちが一番欲しいデータです。

効果については、モノに効果があって手指に効果が無いというのは…まあ、あり得ないことですので…
口に出せないようなら察してください。

ということで、堂々と次亜塩素酸水を手洗いでお使いください!

アルコール消毒液での手荒れに悩んでいた多くの方々から、お喜びの声をいただいております。

空間除菌はOKです!

NITEの文献では、「空間噴霧については評価していません」となっています。
つまり、効果や安全性の判断をするモノがないのだと思われます。
「やってはいけない」などという文言は一切ありませんでした。

現場を知っている方は、現在の使われ方を知っていると思われます。

この動画は、濃度が高く噴霧液量も多く1500Lを噴霧しています。
これでも虫1匹殺せませんし、環境にも悪影響を与えません。
すでに実績が豊富なだけに、これを止めるすべはないのだと思われます。

ただ、しっかりとしたルールやモラルが必要であることは現場の私たちが一番知っています。

それをまっ先に作り上げていくことが肝心であると思われます。

行政の文章は解釈が難しくなっています

行政独特の言い回しで、それが印象操作に悪用されることが多々あります。
切り取った部分だけではなく、文の前後も合わせて解釈していく必要があります。

独特の表現も注意が必要です。

■評価していない

× 悪いモノだと判断している
× 判断するに値しない
○ 良いも悪いも判断していない

■推奨していない

× これはダメだ!
× 良くは思っていない
○ 行政が推奨していると書いたり言ってはいけない

行政の文章自体が印象操作していますので、後で痛いめに合わないためにもしっかり理解していきましょう!

風評被害でおもしろがる人たちのデマは無視しましょう!

私たちはコロナと闘っています。
平時に戻れるように、みんなで頑張っています。

悲しいことに、風評被害でおもしろがる人たちが日本にはたくさんいます。
福島原発事故の時も、コロナと闘う医療従事者にも…

私たち現場の人間が毅然とした態度で悪意と立ち向かっていきましょう!

批判を生業にしていたり、業者の人間もいるようです。

濃度や摂取量、接触時間が示されていない話は信憑性がありませんよ!

効果や危険性を問う場合は、濃度や摂取量、接触時間が必要不可欠です。
NITEの見解は、内容は???ですが濃度や接触時間は示されていますので、現場では考慮できる内容ではあります。

わかりやすく言いますと、醤油は刺身にちょいとつけて食べますから危険ではないですよね。
でも、グラスに注いで飲み干せばどうですか?
食塩は点滴に入っていて体調が悪いときなどに打ちますが、これは人体と同じ濃度だから安全です。
もし、細胞を破壊するような濃度の食塩が入っていたら点滴できますか?

効果があるとか無いとか、安全か危険かというのは、濃度や摂取量、接触時間で表します。

「効果が無い!」と言われた場合は、その濃度や摂取量、接触時間を聞いてみてください。
「危険だ!」と言われた場合は、その危険濃度や危険摂取量、危険接触時間など聞き出してください。
その内容を私に伝えていただければ、私のほうで効果や危険性を回答できます。

妄想だけの批判は決して受け入れないようにしましょう。

次亜塩素酸水、アルコール、界面活性剤、どれを使うべきか?

現場では用途に合わせます。現場に合うモノを選択します。
何が効くかとか安全かではなくて、現場に見合ったモノを選択していきます。

医療行為ではアルコール消毒液などの医薬品しか使ってはいけません。
それ以外は何を使っても構いませんので、向き不向きで考えていってください。

■「界面活性剤で手洗い後に次亜塩素酸水をシュッシュする必要はありますか?」

ちゃんと綺麗に洗えていれば、やらなくても大丈夫ですが…
現場では全員がちゃんと洗えていないリスクも考えます。
おじさん達はいつまでもしっかり手洗いしてくれるだろうか?お酒が入ったり忙しいといい加減になったりしないか?

今でさえ、手を洗わずに入店して、平気で商品を触っている人とかが多いですよね?

手洗いは個人のいろいろなやり方があってかまわないでしょうし、強制はダメです。
でも、手洗いしていない「手」はダメですよね!これは拒否できます。

各種それぞれメリットもありデメリットもあります。
上手く使っていく、現場にあったモノを使っていく、個人にあったモノを使っていく

普通に考えて当たり前のことを、当たり前にやっていきましょう!

私たちが闘う相手はコロナウィルスです!
いち早く平時を取り戻せるように、みんなで頑張っていきましょう!