2020年7月30日午後3時、14歳でロンは天国に旅立ちました。

天真爛漫な無邪気さと、風貌に似合わない甘えん坊なところと、人が大好きでとても平和的なところと…
私たちにとっては、最高のワンコでした!

そして、たくさんの方々に可愛がっていただきました。ありがとうございました。

捨て犬だったロンがやってきた、あの日!

千葉県白井市にピーキャット農場を開設してすぐ、あれはてんちょーの誕生日の1日前だったかな?
もう14年前の話です。

やたら顔と手足が大きい子犬がやってきました。

当時はバラブーム前でしたが、とにかくバラの盗難が多かったんですね。
だから、農場に番犬を置くことを考えていたのですが…

やたら顔と手足が大きいのに、あばらが浮き出ていてガリガリ…
ウンチには回虫がうにょうにょと…

で、農場に来るなりすぐにてんちょーに飛びついていました!
いやあ、テンションMAXでしたねえ!とにかく、かわいい!
てんちょーが即座に「飼う!」って決めたんで、農場という過酷な場所ですがなんとかしてあげられるかな?と思って飼うことにしました。

「バラを泥棒からしっかり守ってくれよ!それだったらずっと一緒に居ような!」
と、ロンと約束したのを覚えています。

当時は動物愛護もまだまだなときで、ロンのような雑種の大型犬は殺処分の可能性が高かったそうです。
運命の巡り合わせですかねえ!ウチに来てくれたんですから!

でもねえ、棒を持つ人を異常に怖がって震えていたので、虐待されていたんでしょうねえ…
なのに、人が大好きで人といると嬉しくて仕方がない!ほんと、良い奴だなあと思いました。

で…

すぐにプリップリ!
子犬なのにパワー満点で、てんちょーを引きずって駆け出すほどでした。

ムッチャたくましいワンコでした!

バラ防衛隊長のロン!
ロンが居る農場に盗みに入った泥棒は一人も居なかった(*^▽^*)

でもねえ、内緒にしていましたがロンは風貌とパワーだけ…
とにかく人が大好きで、ワンコも大好きで…
甘えん坊で恐がりで…

せっかく買った小屋も、小さすぎた…

子どもたちができたので、大きい犬小屋に!

農場は過酷な作業が多いですが、ワンコたちに囲まれてとても励みになっていました。

いつもロンが居た!


マムシに噛まれてブサイクな顔に…


初めての海にビビった!


雪が積もるとテンションMAX!

いずれは訪れる宿命に…

ロンと過ごした暖かな日々も、永遠ではなかった…
頭に腫瘍ができたみたいでどうしようもなかった…

少しずつ症状が出始め、最初は一進一退だったけれど着実に悪化に向かっていく…
約1年の闘病生活はロンにとって辛かったのかもしれませんが…
てんちょーとまるちゃんができるかぎりのことを一生懸命やってくれていたのは、ロンはわかっていたと思います。
そしていつも2人がそばにいてくれて思いっきり甘えて、最後の40日間は24時間ずっと一緒に過ごすことができました。

最後は大好きなてんちょーの腕の中で息を引き取りました。すごく安心できたんじゃないかな?

とっても幸せそうな顔をしています。ロン、お疲れ様!

ひとつの命、でも最高に輝ける命!

人に虐められ捨てられたロンだけど…

たくさんの人に愛されて、農場をいっぱい駆け回って、大好きなおやつもたくさん食べて、大好きなてんちょーとまるちゃんがいつもそばにいて…

ロンは最高に輝ける命をまっとうしたんじゃないかな?

「バラを泥棒からしっかり守ってくれよ!それだったらずっと一緒に居ような!」

最後までロンは使命をまっとうしようとしたのか、歩けなくなるまで農場から離れようとしませんでしたが…
やっと家に来てくれて、約40日…
頭の腫瘍はやっぱり辛かったねえ…でも、とても頑張ってくれました!

ロンが教えてくれたこと!

コロナ騒動や次亜塩素酸水への誹謗中傷で時間が取られ、ロンが守り続けてきた農場が荒れてしまいました。
だから、しっかり立て直し、ワンコもニャンコも皆さんも安心・安全に楽しめるような農場を作っていこうと思います。

田舎はワンコにとってもニャンコにとっても子どもたちにとっても安心・安全な場所ではありません。
日本の農地は命を育む場所ではなく、命を奪う場所になってしまいました。
散歩の途中、殺鼠剤や除草剤が原因でロンが急に倒れ、病院に連れて行くこともありました。

今の田舎はとても危険なのです!

だから!
安心・安全で楽しい農場、田舎を私たちが作っていきます!

お金はどうでもいい!
ロンが守ってきてくれたこの農場を、まずはしっかり立て直していきます!

そして、なにげない日常が優しさに溢れている…
そういう場所を作っていこうと思います。