今日は台風の影響で仕事が全部流れてしまいました。
ですから、いつも会員さんが楽しみにしてくれていた私の記事を久し振りに書こうかな?と…

楽しみじゃない?
ならば、さっさと立ち去るが良い!

ということで…
お暇な人は読んでみてねえ!

このあいだ、栽培上手になろうセミナーで言った大事なこと

「可能性と選択肢を広げることが現場のスキルUpなんですよ!」

(ヘボは何でも決めつけたがる!だったかな?)

これについて、実現場での実情を話してみます。

というか、早速ですが…
昨日、「農薬を使わないと90000%全滅する!」なんてツイートがありましたねえ…
100%超えるかあ!

まあ、実際はどうかというと確かにトビイロウンカの被害が全国で出てます。
現代の米作りは田植えしたら稲刈りまで放置気味のところばかりなので、まあ発見が遅れるわけです。
気が付いたら時すでに遅し…なのに農薬散布しまくるからさらに耐性が強くなって…

米作りって兼業農家さんとかが多いので田んぼにほとんど来ないんですよね。
これは怠けているわけじゃなくて、今の米作りがそういうことだということなんです。
米作りってほんと儲からないからねえ…

ただ、ウンカは厄介でどうにもならない存在ということでもないんです。
農薬を使っても早期発見できなければ当然ながら被害が起こるわけで、これは野菜や果物なら当然のことです。
地域別ということでもなくて、早期発見しなければどこでも大繁殖、大発生します。
日本の今の米作りだと、ウンカの存在はとっても厄介ということですね。

で…農薬散布するのは別に悪いとは思いません。
私は住宅地や公園での農薬散布は反対ですが、農地での農薬散布は適時的確であれば構わないと思います。

ここでよく見てくださいね。

適時的確な農薬散布であれば構わない!

農薬が嫌われるのは、適時的確に使用されていないからです。

ちゃんと厳守している農家さんもいますが、ムチャクチャな農家さんが未だに多い…
濃度すら守れない、回数制限なんて無視という、とんでもない農家さんがまだ多く存在してしまう残念なところがあります。

ドローンを使った農薬散布でも、告知もせずに平気で民家の近くで散布したり、通学路で子どもが通学しているのに散布したりしている現場がありました。
せっかくの最先端技術も、金儲けのために酷いことがされています。

■農薬散布の際は、周りに農薬散布を告知する
■農薬散布した場所は立ち入り禁止とする
■薬剤が散布農地以外に飛来しないようにドリフト対策を徹底する

ちゃんとなされているなら、農地での農薬使用はOKです。
あとは自然保護や生態系保護を考えてくださいね!とお願いしていますが…
農薬を適正使用してるのに「散布するな!」なんて絶対に言ってはいけません。威力業務妨害になります。

でね、農薬を適正使用している農家さんは自然破壊や生態系破壊をしっかり考えてくれているんです。
だから、お願いに耳を傾けてくれます。
そりゃそうです。
自然や生態系のことを考えてくれているからちゃんと使ってくれています。

そういう農家さんには、

農薬散布1択からの脱却!

これを提案させていただいています。

これはどういうことかというと…
農家さんの病害虫対策は農薬散布しか選択することができません。
これ、農家さんが悪いんじゃないんです。農水省が農家さんたちに押しつけてきたんです。

その農家さんに対して、何の策も与えずに「農薬を使うな!」というのはあまりにも酷でしょ?

でも、農水省は世界的規模の農薬規制に圧されて農家さんたちを見殺しにするかも…
もちろん、そんなことはしないとは思いますが、何も与えていないのは事実です。
そして、年々農薬規制が厳しくなると思われます。

農薬を使わないと90000%全滅する!

ダメなんですよ、これでは!

実際、病害虫対策の農薬散布1択から抜け出している農家さんもいます。
選択肢があるので農薬だけに頼る必要はありません。
もちろん、農薬を使っても構いませんが、以前のような農薬にしか頼れない栽培を打破しています。

たとえば、とても単純なことがあります。

被害が出た→農薬散布した→効いたのか効かなかったのか

まあ、こういう栽培のやり方って事しか持っていないと思いますが…

早期発見が一番効果的!

何が効くとか、どうすれば効くとかじゃなくて、早期発見すれば症状を収める手立てはいくらでもあるし、手遅れならどれだけ優秀なモノを使ったって被害が出ます。
ごく当然なことなので、早期に発見する栽培のやり方と、早期発見時の対処方法があれば簡単に駆除できます。
厄介と言えばアザミウマやハダニも抑え込みにくくて厄介ですが、出していないところは全く出していません。米作りでのウンカも同じです。

農薬を使う使わないじゃないぞ!

ということですね。

農薬を使う人は無農薬を批判するし、農薬を使わない人は農薬を批判する…
でもね、

現場は状況に応じて使い分けるんだよ!

早期発見して早期に対処できれば、さまざまな手段があります。

これってさあ、コロナ対策での次亜塩素酸水騒動でも同じですよねえ…

あれが良いこれが良い、あれが効くあれが効かないって…

農家のじいちゃんか!

って、言っちゃいましたが…

現場は現場に合わせて、エタノールや界面活性剤や次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウムや…
適時的確に使い分けていけばいいんです。

なんで、現場も知らないのに決めつけるんだ?

1択しか持てないってヘボいよねえ!って思わないですか?

実際に有機栽培や無農薬栽培が出来ている人たちというのは、多くの可能性と選択肢を持っています。

で、どの場合はどうする?何を使う?というのを考えて出していきます。
農薬散布1択の世界とはまったく異次元ですよねえ!

だから、農薬散布1択の人たちとは意見が合わないんです。
農薬散布を批判したら、批判した側は無農薬信者だと断定されてしまいます。
でもね、実際は「どうして農薬しか選択しないの?」ということなんですよね。
「こうなるのはわかっていて、どうして早めに手を打たなかったの?」とかねえ…

これからの時代は、農薬散布1択ではダメなんですよ!

農薬は人間を飢饉から救った大事なモノです。
これからも何が起こるかわからないし、バッタの大群が襲ってくるかもしれません。
農薬は大事です!

ダメなのは、農薬散布1択の栽培技術!

ハダニだって、殺ダニ剤を散布しまくって耐性持たれて、それでも散財を続けて殺ダニ剤を散布しなくても…
次亜塩素酸水技術で簡単に止まってますよ!
今はもう、そういう時代なんです!

そして大事なこと!

農薬散布すれば間違いなく自然と生態系は犠牲にしているのは理解しているはずです。
人間の健康を害しているのも承知なはずです(農薬散布では完全防備してますよね)

でも、農薬散布1択しかなかったら、農薬散布を屁理屈ででも正当化するしかないですよね?
国が安全だと言ったって、世界レベルで使用禁止に向かっている。
やがて世界的圧力で使用禁止になってしまえば、どうにもできなくなる…
正当化してもその先は悲しさだけ…決して良い方向に向かうことは無い…

私たち農家は自然や生態系へに大きな影響を与えている仕事をしています。
だからこそ、誰よりも先回りして、昔にあった当たり前の自然を取り戻しませんか?
みんなが喜べますよ!自然や生態系が回復します!子ども達や孫達に大事な宝を残せます!

で…
可能性と選択肢を広げるためには!

考えさせない農業からの脱却をしましょう!

「おまえたちは何も考えなくていいんだよ!言われたとおりに働いていればいいんだよ!」

なんて時代じゃないですからね!農業は一人一人が経営者!
いろいろ学んで、いろいろ考えて…

ただねえ、考えることが出来る農家は○○や○○○からムッチャ嫌われるけどね…

頑張りましょう!(*^▽^*)