栄養生長…枝葉を伸ばし大きくなる
生殖生長…花を咲かせ実を大きくし種を作る
休眠期…活動を休止する
休息期…春と秋など複数の生長サイクルがある植物の谷間

バラは生長サイクルを繰り返します。
そして、花を年に何回も咲かせていきます。
春に芽が吹く→枝葉を伸ばす→蕾を付ける→花が咲く→花が散る→また芽が吹く→蕾を付ける→花が咲く→花が散る→冬に休眠する→春に芽が吹く…
他の植物栽培とは違う、かなり複雑なサイクルをします。

しかも、栄養生長しながら生殖生長したり、休息しているのに生殖生長したりと…
バラに合わせたいけれど、バラの動きは複雑です。

ですから、以下の4つに分けて考えます。

生育期…バラが枝葉を伸ばすように、窒素を効かして成長を促進させる時期(栄養生長)

開花期…バラが花に注力できるように、リン酸を効かせて生殖を促進させる時期(生殖生長)

休息期…バラの栄養生長や生殖生長を促進させず、休ませる時期

休眠期…バラを休眠させる時期


たとえば、春は1番花と2番花を咲かせる場合は、春に「生育期→開花期→休息期→生育期→開花期」というローテーションをします。