写真はまだ生育途上の小さい株です。
この株に対しても、地植えの場合はしっかり土のメンテナンスをしていきます。
マルチングを取る
今敷いているマルチングをできるだけ株元からよけます。
古くなっていたら、新しいものと取り替えたり、新しいものを混ぜたりして嵩を増やして使ってください。
堆肥を敷く
堆肥を株周りに敷きます。
今回で使用したのは、7リットルくらいです。
数センチの高さで敷く感じにします。
このとき、肥料は絶対に入れてはいけません。堆肥のみを混ぜます。
ピキャットバイオセットを一緒に混ぜると、堆肥の分解を促進し、パワー満点の土を早くに作ることができます。
未熟な堆肥を使用するときにも、バイオセットを入れると安心です。
堆肥を表面の土と混ぜる
スコップ等で、表面の土と混ぜます。根が切れても全然大丈夫です。
混ぜ終わったら、平らにならします。
マルチングを行う
クリプトマルチを敷きます。
水をたっぷり与えます
水が全体に染むこむまで与えたら、完成です。
バイオセットを入れたら、この水遣りで有用菌が増殖していきます。
この花壇では黒点病が出ないので、マルチングもこれぐらいにしています。
黒点病が出る場合は、さらに広範囲にマルチングします。
更に微生物環境を良くするポイント

このメンテナンスの流れは、1日で全てを終わらせていますが、更に微生物の力を発揮させる流れとして、
■クリプトマルチを取り除いたあと、1週間くらい土をむき出しにしておく
■堆肥とバイオを混ぜた後、すぐにマルチを敷かずに、水だけしっかり与えて3日くらい落ち着かせる。その後にマルチングを行う。
というポイントがあります。
特に水持ちが良い土の場合、加湿になりすぎることを防ぎ有効です。
ぜひやってみてください。