栽培現場ではウンチクは邪魔になる

偉そうな人

皆さん、根頭癌腫病菌は正式名はアグロバクテリュームと言うのです!


偉そうな人

アグロバクテリュームは感染するとクラウンゴールを植物上に形成し、その中でオパイン合成をし利用します!

うりゃ笑

へえーっ、そうなんですか。

で、どうやれば根頭癌腫病感染を防げますか?

偉そうな人2

アグロバクテリュームは常在菌なので…(ウソ)

うりゃ笑

じゃあ、根頭癌腫病感染は防げないんですね!

偉そうな人2

実は、感染していてもバラは元気に育つんですよ!(ウソ)

こういうのがとっても多いバラのウンチク栽培…糞の役にも立たない(栽培では馬糞の方が遙かに役立つ)
ウンチクはとってもどや顔なのに、現場になれば急に役立たずとなり…
結局は肥料ドーーーン、農薬ブシャーーーッということになります(*^▽^*)

無農薬栽培は「どや顔」が効かないので、ウンチクはとっても邪魔なんですよね。
ウンチクって、人から言い伝えられたり、どこぞの論文から拾い上げたり、今の時代だとネット検索かな?
「それって、本当に正解なの?」
というのが、山のようにあります(*^▽^*)
どこぞの利権が都合良く作ったデタラメなのも多いですしね…
これって、コロナ騒動でもかなり引っかき回されましたよね!ウンチクなんて役に立たせようとすること自体が勘違いを起こし、悪用されるのです。

実際に起こっている「事実」が大切

「土壌の放線菌が増えると黒点病菌を駆逐し、黒点病対策になる!」

これ、どれだけの人が信じちゃっているのかな?皆さんも信じてませんか?

私は実際に見ました。
有機土壌では放線菌と黒点菌が共存しているのを…

だから、「有機土壌では放線菌と黒点病菌(糸状菌)は共生、共存している」が私が出す正解です。
駆逐と共存…まるで反対の現象です。
さて、巷のウンチクと私が実際に見て出した結論と、どちらが正解なのか…どうでしょう(*^▽^*)

土壌環境が良いとバラが健全に育つのでジャスモン酸やサリチル酸の生成が強くなりますし、何より葉っぱが健康なので気孔の開閉が強く水の蒸散も強いので黒点病感染への抵抗力がとても強くなります。
でも、放線菌が黒点病菌をむしゃむしゃ食べ尽くすことは…顕微鏡ではそういうのは見えなかったです(*^▽^*)

しょうがないじゃないですか!いくら見たくても一向に見えなかったんですから!
そもそも、菌根菌やトリコデルマ菌も糸状菌なので、放線菌が黒点病菌(糸状菌)を食べ尽くすなら菌根菌やトリコデルマ菌も食べ尽くされるじゃないですか!
じゃあ、土壌は放線菌によってぶっ壊されるわけじゃないですか!

ということで…私はウンチクを信じません(*^▽^*)
自分の目で見たモノを事実とし、それに基づいた理論で確証していきます。

現場で大事なのは、現場で起こることを目で見ることです!

「事件は会議室で起きていない、現場で起きているんだ!」
という、今では古くなったTVドラマもありましたね…(*^▽^*)

巷のウンチクからまずはリセット!

栽培も今はデータ分析の時代です。目で見て数値化できる世界です。
でも、皆さんは研究とか分析とかはできないでしょうし、菌の世界や細胞の世界は顕微鏡を覗かないと見えません…
だから、私が研究や分析をやって、私が菌の世界や細胞の世界を顕微鏡で覗いています。
その話を皆さんにわかりやすく解説しています。

ラクラク無農薬に進むには巷のウンチクを捨てることから始まる!

バラのガーデニングでは「まずはバラの育て方の本を捨てましょう!」と私は言いました。
ラクラク無農薬に進むには、事実を大事にし巷のウンチクを捨てることから始まることになります。

実際、オンラインセミナーに参加されている方々は、これに苦労している…

アブラムシはバラにそれほど被害を与えないし、季節に応じて駆除すれば良い。それよりもアブラ虫が居ることでの恩恵があるよね!
この事実を受け入れるまで、けっこう時間がかかっちゃうんですよね(*^▽^*)

事実を受け入れるよりもウンチクを受け入れる方がとても安易にできます。
でも、皆さんは現場でバラのガーデニングをやっています。
頭の中でやっているわけではありませんよね!

だから、事実に基づいて考えていきましょう!

事実は、私が研究や分析をし、顕微鏡で覗いた世界にあります。
そして…
自慢しちゃいますが、事実を知ったからこそバラ苗生産でラクラク無農薬でき、根頭癌腫病感染も阻止していると…
黒点病も難なく無農薬でOKなのも…

皆さんもラクラク無農薬に向かっていきましょう!