ラクラク無農薬をやっている私の無農薬思考を紹介します。こんな思考は私だけなんで(*^▽^*)
これをお読みになっている人は使って良いですよ!

病害虫防除に対する無農薬思考は4つのパターンで考える

これをまずはカンタンに解説しますね!アブラ虫で解説します。

存在

春先になればアブラ虫が出現します。
庭のバラにアブラ虫が付いていなくても、毎年付くのであれば「庭にはアブラ虫が存在する」となります。
実際にアブラ虫がバラに付いていたら「バラにアブラ虫が存在した」となります。
4つのパターンの「存在」は、「存在するはずだという予測」と「実際に存在した」という2つに分かれます。

感染

アブラ虫はすす病の媒体となります。
すす病は限定した季節に出るので「すす病が感染するはずだ」という季節があります。
でも、それ以外は「すす病には感染しないはずだ」となります。
実際にすす病に感染すれば「すす病に感染した」となります。
4つのパターンの「感染」は、「感染するはずだという予測」と「実際に感染した」という2つに分かれます。

発症

アブラ虫によるバラの食害、すす病の発症も2つに分かれます。
4つのパターンの「発症」は、「発症するはずだという予測」と「実際に発症した」という2つに分かれます。

被害

アブラ虫が存在していようがすす病は発症していようが、それが被害となるかどうかはわかりません。
4つのパターンの「被害」は、「被害が出るはずだという予測」と「実際に被害が出た」という2つに分かれます。

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今はなんとなくで良いですから、この4つのパターンがあって、それぞれに予測と結果があることを理解してください

「感染」と「発症」の違い

わかりにくいのは、「感染」と「発症」の違いです。
感染症というのは感染していても発症するとは限らないというのも覚えておいてください。
これの例がコロナです。コロナに感染しても無症状の人もいれば死に至る人も居ますよね。
根頭癌腫病は感染していても癌化細胞が分裂してこぶになる発症はしないことが大半です。

感染と発症の違いがわからないのは、皆さんは発症して初めて感染していたことに気付くからです。
基本的考えは、感染しても発症するとは限らない、また発症してもそれが被害になるとは限らないというのもあります。

皆さんがクシャミや鼻水が出たとき、それは風邪による感染が原因だったとします。
風邪の感染によりクシャミや鼻水という発症が起こりましたが、クシャミや鼻水は健康被害でしょうか?
クシャミや鼻水により身体に負担があったり、仕事や勉強に影響が出れば被害となりますが、クシャミや鼻水って日常では普通のことでもあります。

でね…
アブラ虫だってその程度でしょ(*^▽^*)

クシャミや鼻水が出たらすぐに風邪薬とか療養とか病院とか、まして救急車に運ばれることはありません。
どうしてアブラ虫が出た程度で騒いで殺虫剤ぶっかけるのかな?

増殖させすぎたりすす病を誘発させたりしてはいけないので、そのときは処置します。
クシャミや鼻水もそれが負担になるようなら大ごとになる前に処置しなければいけません。

でもね、たかがクシャミや鼻水、たかがアブラ虫程度でムキにならなくてもねえ(*^▽^*)

ここで気付いた人も居るかとは思いますが…
上記の表の4つのパターンとは、私の無農薬思考が他と違って変なのではなくて…

うりゃ怒

農薬思考が異常な思考になっているということなのです

皆さんも、まずは普通の思考に戻してからいろいろ考えていきましょうね!