うりゃねこ解説

ピーキャットは鉢の提供はしておりませんので、他店でご用意いただくことになります。

有機栽培での鉢選びのポイントは、排水性に富んでいることです。

有機土壌は好気性土壌!

水が溜まってしまうような鉢は合いません。

鉢底穴はクリプトマルチで塞ぐ!

鉢底の穴は大きいと水が抜けやすく良いのですが、土が漏れてしまいます。
また、鉢底に軽石や炭を入れて水抜けをよくするやり方もありますが、これだと土の量が減ってもったいなくなります。

鉢底の穴はクリプトマルチで塞ぐ!

このマルチング材で鉢底穴を塞ぐやり方は、ピーキャットオリジナルのやり方です。
スリット鉢での土漏れ防止に杉の皮を利用したのがはじめですね。

あくまで土漏れ防止のみの機能で、いずれ分解されてしまう杉の皮です。
有機栽培にはピッタリです。

鉢のサイズと地上部の大きさを合わそう!

有機栽培の鉄則は、根量と地上部(枝葉)の大きさはイコールにするということです。
化成肥料などは根の発育が悪くても地上部を大きくすることはできますが、有機栽培はそういうわけにはいきません。

ですから、鉢のサイズは地上部の大きさに合わせるようにしてください。
バラの大苗は、8号以下では合いません。

肥料漏れを意識しよう!

住宅地での有機栽培です。
衛生面もしっかり考え、無駄に肥料の溶けた水を外に出さないようにしましょう。
肥料の溶けた水は汚染した水と考えてください。

この対策としては、鉢には土をしっかり詰めることです。
フカフカの土という迷信で土を抑えずに苗を植えている場合もあるようですが、これだと有機栽培は不可能です。
また、土の浄化作用も使えないので庭やベランダが汚染されてしまいます。