肥料関係はたくさん用意されているので、最初は何をどう揃えていくべきか悩むところではあります。
ですが、それほど難しいわけではありませんので、選ぶコツを理解しましょう。
ぼかし肥料もしくは液肥が基本肥料です
■活性有機ぼかし
■PSPぼかし
■有機液肥 恵海
それぞれ、長所もあれば短所もあります。
どれでもバラは育ちますので、皆さんの育て方に合わせてください。
詳しいところは商品説明やブログで確認してください。
一番最初は基本的で簡単なPSPぼかしをオススメします。
カルシウムは有機栽培に欠かせない!
日本での栽培はが病害虫にやられやすく難しいと言われているのは、カルシウム不足が原因です。
絶対に必要なわけではありませんが、カルシウムが効いてくれると細胞が強くなるので有機栽培で有利になります。
平地の寒冷地などはカルシウム不足で凍結に弱くなったりしますので、こういう場は必須となります。
ただ、カルシウムというのは土壌と他の物質と結合しやすく、カリ不足など起こして生育不良に陥るなんてことも起こりえます。
ピキャット・Caは葉面に散布してカルシウム補給できるタイプです。
ピキャットクリアとも混合できますので、常用してください。
窒素補給はピキャット・アミノ
枝葉をしっかり成長させるため、肥料不足を感じたときなどはピキャット・アミノを使用します。
これ、勘違いされやすいのですが…
生育が順調であれば使う必要はありません。
つまり、常備しておくべきだけど絶対に使うモノでもない…
ぼかしなどの基本肥料よりも即効性がありますので、すぐ効かせたい場面などで使っていきます。
リン酸補給は活性有機ぼかし使用時に!
ピキャット・ありんはバラなどの開花期にリン酸を効かせるために与えます。
生育期にはリン酸を効かせず、開花期のみ効かせるという施肥コントロールができる方はお使いください。
PSPぼかしや恵海を基本肥料でお使いの場合は、とりいって必要ありません。
ただ、開花期にリン酸を強く効かせることは良いことですから、もちろん使ってもかまいません。
植物にミネラル補給をしっかりさせたい!
ミネラル補給については、土作りでピキャット・リバイバルを使いますから必要ないとも言えますが…
葉面散布でミネラルをしっかり補給させることもできるのが、ピキャット・ミネラルです。
リバイバルの場合は有機土壌の維持と継続させてからのミネラル補給となりますが、ピキャット・ミネラルは即座に補給できます。
恵海とは別に有機液肥を用意していますが、これは今まで使ってこられた方のためのものです。
新たにお使いいただくモノではありません。
肥料の揃え方
肥料を揃える場合は、基本肥料+補助肥料となります。
■基本肥料
有機活性ぼかし、PSPぼかし、恵海のどれかをお選びください。
対象の植物や品種で変えていただくようにはなりますが、最初はPSPぼかしをオススメします。
■補助肥料
無農薬栽培であれば、植物の細胞強化は必須です。
ピキャット・Caは必須と考えてください。
ピキャット・ありんは、基本肥料で活性有機ぼかしを使用する場合は必須です。
それ以外は常備するかどうかお決めください。使わないことも多いと思います。
ピキャット・アミノは常備をオススメしますが、絶対必要ではありません。