酷暑での液肥の使い方は大丈夫ですか?
これは任せて欲しいにゃ!
水やりの代わりにた~っぷり与えてバラちゃんに吸わせてるにゃ。
ぶっぶー!
それでは、とてもバラに負担になっている可能性が高いですよ。
使い方はちゃんと理解して、効果的に与えてくださいね!
液肥は1日効けばOK
液肥って手軽だけど間違った使い方をしてる人が多く居ます。
皆さんは大丈夫ですか?
では、皆さんに問います。
「液肥を与えた次の日の水やりを躊躇してしまう人は挙手!」
肥やしが貴重だった時代のおじいちゃんが「肥料が流亡するう~」ってなっちゃいそうですが…
今の時代はねえ、ちょっと恥ずかしい…
濃度が高い液肥を与えた次の日はしっかり水遣り!が正しい使い方です。
真夏の畑なら濃度を薄くして濃度障害が起きないように与えます。
鉢植えも土が乾きやすいなら濃度は落として与え、回数を増やすようにします。
液体肥料の使い方の解説にはそういうことは書いてありませんが、書いてある濃度は「これ以上は濃くしないでね!」という濃度です。
「この濃度じゃないと効かないよ!」と思い込んでる人も居ますが、栄養なんでそんなおかしなことはありません。
もう一つの勘違いは、
「週1ペースで与えて次の日に水遣りしちゃうと、週6日も肥料が効いていない!大変だあ!」というパターンのやつですね。
化成肥料だと大変かもしれませんが(そうでもないけど…)、ここで実践されている人は有機土壌ですよね。
まったく心配要らないですよね(*^▽^*)
酷暑って花は咲かせないし、できればそれほど動いて欲しくないので「肥料を効かす脳」から早く脱却してください。
できれば、濃度障害を起こさないことを第一に考えましょう。
液肥を与えるのは水やりをして1時間後
そしてもう一つ大事なこと!
酷暑に液肥を与える場合は、まずは水遣りしてから1時間ぐらい経った後に与えます。
カラカラに乾いた状態で液肥を与えると一気に摂取しようとしてそれがダメージになる場合もあります。
濃度を通常の3倍程度に薄めれば水遣りしなくても与えてかまわないでしょうが、通常濃度ならまずは水遣りしてからが原則です。
慣れていない人はまずは恵海をオススメします。
ピキャット・アミノや有機液肥は吸収力が強いので馴れていないと効き過ぎが出る場合があります。
ピキャット・アミノは中級者以上向きなので、初心者~上級者まですべてカバーできる恵海から使いましょう。
恵海の方が濃度障害も起こりにくくなっています。
酷暑での恵海の基本的な使い方は、通常濃度~5倍に薄めた濃度までを使えます。
通常濃度であれば週1ペース、必ず水遣りして1時間後ぐらいに与えてください。
通常の3倍以上に薄めるなら週2~3ペース、水遣りしないなら最初は通常の5倍に薄めると安心できます。
馴れてきたら、夏の栄養生長を考えてのピキャット・アミノとの併用も考えてみましょう。
あとは、個人個人の施肥方法を編み出してくださいね!
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