有機栽培の土のこだわりとは?

「土にこだわっている!」という話はよく聞きますが…
有機栽培において土にこだわるというのは、どういうことでしょうか?

■植物に合わせた土のパワー(自然のサイクル)がある
■好気性土壌を保ち続けられる

有機栽培の土は、「肥えた土」ではなく「肥えることができる土」になります。
有用菌による有機肥料の分解能力、有用菌の安定、嫌気性微生物の増殖阻止など…
有機栽培に適した土の原則を崩すことなく、土作りしていきましょう。

自然のサイクルを壊さない!

土にあれこれ混ぜる時代はもう終わり!
現在は、「土作り」という意識よりも「土を守る」意識のほうが強くなっています。
農業、家庭菜園、ガーデニングにおいて、土が壊れてしまった話をよく耳にします。
また、土が壊れたことで土壌病原菌の蔓延やセンチュウ被害の増大など、大きな問題にもなっています。

有機栽培は土壌消毒できません!

有機栽培は有機土壌があってこそですから、その有機土壌をすべて壊してしまう土壌消毒は絶対におこなうことはできません。

有機のチカラで土を作るということは、育てる植物に合った有機土壌を維持していくということです。

有機栽培の施肥は追肥です!

慣行栽培により「元肥」の考えが崩れてしまっています。
元肥の「肥」は堆肥のことです。肥料ではありません。

有機栽培では、肥料は追肥のみです。
有機肥料をあらかじめ土に混ぜるような土作りは有機栽培ではありません。

元肥は堆肥を混ぜること!

これを間違えると土を壊すことになりかねません。

MIX堆肥でカンタン土作り!

MIX堆肥は川口肥料さんで高品質のものを購入できますが、自分で材料を混ぜて作ることもできる、シンプルイズベストの考え方です。
レシピは、
■植物性堆肥65%
■動物性堆肥30%
■クンタン  5%
これが有機栽培でのあらゆる作物にベストな配合率です。

使い方はカンタンです。バラや草花、野菜や果樹でも使えます。
有機栽培に〇〇専用は関係ありません。強いて言うなら、有機栽培専用でしょうか。

畑や花壇には3cmほど均等に敷いて、土と混ぜ合わせてください。
初めての場合は、5cmほど敷いて混ぜてください。
栄養を多く必要とする植物を植え込む際は、植え込み穴の土にMIX堆肥を2割ほど混ぜて植え込んでください。

花壇などに植えない場合は、鉢植えと同じ要領で土にMIX堆肥を混ぜてから植え込んでください。

鉢植えの場合は、土に対して1~4割混ぜてください。
栄養を多く必要とする植物には4割、それほど栄養が必要ではない植物には1割など…
対象植物によってMIX堆肥を混ぜる割合を変えていきます。

バラの場合はバラの育て方を参考にしてください。

堆肥・微生物資材ラインナップ

MIX堆肥

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植物性堆肥と動物性堆肥をバランス良く配合し、土作りはこれだけですべてまかなえるとても簡単で扱いやすい堆肥です。

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トリプルバイオセット

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パワー満点の有用微生物で土のパワーを上げる土壌改良材。土壌の有機物を良質の栄養に変えることができます!100gセットから3kgセットまで、各サイズご用意しています。

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ピキャット・リバイバル

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当店イチオシ樹勢回復剤!元気の無いものを元気に、元気なものは更に元気に!有機栽培だからこそ開発できた、生きた樹勢回復剤です。100ml、500ml入りをご用意しています。

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ピキャット・リバイバルLight

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当店イチオシ樹勢回復剤、リバイバルのライトタイプ!パワーや取り扱い方法、価格がライトになりました!ライトになっても、植物の活性、有機土壌の維持には効果大です。100mlから2Lまでをご用意しています。

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硬質赤玉土(基本用土)

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鉢バラ培養土の基本用土には、赤玉土をお勧めしています。そのメリットとデメリットをお話しします。

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