根頭癌腫病がもたらすバラガーデナーの地獄の日々…

憧れのバラのガーデン、バラの花に囲まれた生活空間…
その憧れの舞台を一気に闇に突き落とすのが根頭癌腫病の存在…

根頭癌腫病でバラが全滅、庭が崩壊した人は多数います!

これが現実です。そうならないようにバラのガーデナーは現実から逃げてはいけません。

一方、根頭癌腫病対策というのはお金にならないので対策しないナーセリーが断然多い。
カタチだけバクテローズを使っているところも多かったですが、そのバクテローズは使い回しすぎてドブ臭が…効果などまったく見込めません。
田んぼでの台木作りは、これは利用価値の少ない田んぼの再利用であって根頭癌腫対策にはなりません。田んぼも畑も同じで、本当に根頭癌腫感染を阻止するなら5年は空けないと無理です。

バラが次々と感染し絶望に追い込まれたガーデナーを見ているはずなのにどうして頑張って癌腫病を止めようとしないのか…
今でもまったく理解できないバラの業界です。

まず、どうして根頭癌腫病に感染してはいけないのか?を書いておきます。

いずれバラが枯れる!

新苗から数年は癌腫感染による成長ホルモンの異常分泌が良い方向になる事が多々あります。
ですが、強健品種以外はこのホルモン異常に耐えられなくなり、枯れる可能性がとても高くなります。

また、過剰な成長ホルモン分泌はバラの老化を促進し、木質化が早まることで生育がとても悪くなっていきます。
一本杉になりやすいのも根頭癌腫感染の特徴です。

瘤が導管を防ぐ危険がある!

バラにとって導管を防がれることは致命的となります。
特に瘤は接ぎ目や地際にできやすく、これが大きくなると導管を詰まらせることになり、バラを枯らしたり極度の成育不良に追い込みます。

いつ導管を詰まらせるかはわかりません。時限爆弾のように、いつ枯れるかわからない不安を持ち続けることになります。

枯れや成育不良の原因がわからない

無数の癌化細胞を持ち成長ホルモンの異常分泌が起こるので、いつ枯れたり成育不良になってもおかしくはありません。
原因不明の枯れや成育不良は根頭癌腫感染によることが多く、その不安はずっと持ち続けることになります。

このような状態でバラのガーデニングを続けるとなると、その苦しみや悲しみは私にはとても理解できます。

他への感染

バラ同士の感染もあれば、梅や桜にも感染させます。
感染阻止のためにハサミは鉢や常に消毒する必要がありますし、鉢植えの場合は水やりの水が他に流れ込まないように気を付けなければいけません。

根頭癌腫感染したバラ苗を植え込んでしまい、昔から植わっていた梅が感染してしまった例もあります。

一度根頭癌腫苗を入れると感染不安はずっと続く

一本でも根頭癌腫感染苗を庭やベランダに入れてしまうと、感染リスクはずっとつきまといます。
それを食い止めるのは大変な作業を要することになります。
特に地植えで根頭癌腫感染が見つかれば、すべてのバラを掘り上げて対策しないと癌腫感染は食い止められません。

私がこれから根頭癌腫感染阻止の対策を出していきますが、それはそれは大変な作業が必要です。
それは覚悟しておいてください。
でも、それをしないといつ枯れるか、いつ成育不良に陥るか、いつ一本杉になるかわからない不安をずっと抱えてのバラのガーデニングとなります。

最善は、根頭癌腫感染苗を出しているナーセリーからバラ苗を買わないことです。
これに尽きます。


根頭癌腫病撲滅キャンペーン!