芽接ぎ作業を写真で解説していきます。

適期

ノイバラの根元に芽を差し入れるのが芽接ぎです。
畑に植えた台木用ノイバラの枝がある程度の太さに育つ9月頃から、11月頃まで。
霜が降りるようになったらできません。

用意するモノ

台木と穂木

台木は土に植わっている状態のノイバラとなります。
穂木は皆さんが用意します。

ナイフ

私が愛用しているナイフです。両刃になっていますので、右左利きどちらの方も使えます。

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切れなくなったら、替え刃を用意して替えていきましょう。
無理してチカラを入れすぎると怪我の元です。

接ぎ木テープ

ニューメデールという接ぎ木用テープを使用します。
テープを伸ばすだけでくっつくので結ぶ手間が必要ありません。また、テープを巻いていても、芽の生長を阻害しません。

ピキャットクリア

接ぎ木作業では汚れや菌が大敵です。
ナイフの消毒や、台木の表面をきれいにする時などに使用します。

作業の流れ

ノイバラの根元を、土など落として綺麗にし、平らな部分にT字の切れ込みを入れます。

樹皮を剥きます。

差し込む芽を用意します。
薄く削ぐように芽を取ります。

取った芽の裏側の薄皮を取り除きます。

素早く芽を差し入れます。

入ったら、余分な部分を切り落とします。

テープでしっかり固定します。
テープはニューメデールを使用しています。

これで、休眠期まで管理し、冬にポット上げします。

5月初め頃の様子。
苗の出来上がりです。