数百万個の癌化細胞と数兆の根頭癌腫菌付き苗を購入し、庭や鉢に植え込みます。
でも、とてもラッキーなことに癌化細胞は滅多なことでは瘤にはなりません!

数百万個の癌化細胞と数兆の根頭癌腫菌付きバラ苗でも、瘤を作らないことが多いのです!

癌化細胞が細胞分裂して瘤になる確率は、おおよそですが数百万分の一です。

ということは?
癌化細胞は細胞分裂しないかぎり瘤にはならないということですね!

P驚

にゃるほど…!

では、どういうときに癌化細胞が細胞分裂して瘤になってしまうのか?
このメカニズムを解説しましょう。

バラ(特に根)が傷付くと、バラはその傷口の細胞を細胞分裂させてカルスを作ります。
このカルスは、正常な細胞が分裂すれば正常なカルスとなり、癌化細胞が分列すればカルス異常(瘤)となります。
とても単純ですが、植物って単純です。

苗の地際や付け根というのはとても細胞分裂しやすいので、ここに癌化細胞があれば瘤になりやすいですよね。
土の中の根は傷ついた所に癌化細胞があれば、それが瘤になりやすくなります。

昔は「バラの根が傷付いたらそこを狙って癌腫病菌が寄ってきて感染させる」と言われてましたが、まあおかしな話だというのは気付いていた人も多かったのでは?

瘤ができるかどうかは、すでにできている癌化細胞が細胞分裂するかどうかということです。


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