私はバラの地植えは花壇にしてから植え込むことをオススメしています。

その理由は…
(1)黒点病対策に有利
(2)水が溜まらないように
(3)土をメンテナンスしやすい
(4)雑草など手入れしやすい
(5)植え込みスペースとして混栽しやすい
などあります。

これは大きな花壇から小さな花壇まで、いろいろ作れます。
もちろん、お金をかけて作る必要はありません。

囲ってしまえば花壇です!

囲って、周りよりも土を高くすればそれで花壇です。
おしゃれにするかどうかはお任せします。木枠で囲ってもブロックで囲っても花壇です。

そして、この花壇の中の土はすべて土作りします。
50cmの植え込み穴を掘って、その部分だけ土作りする方法ではありません。
花壇の中すべての土を良くしていきます。

花壇の中にはしっかりマルチングしましょう。
そして、花壇の外は土がむき出しにならないように園路にしたり砂利を敷いたりしましょう。
これで黒点病はかなり防げます。

バラと混栽できる植物はたくさんあります。
花壇にするとかなり楽しめますよ!
バラの根に影響するのではないか?と考えがちですが、まったく問題ありません。
バラが隠れてしまうような植物だとバラの光合成を阻害してしまうので、背が低い植物を選びましょう。
いろいろ楽しんでみてください。

花壇の大きさは大きなものでも小さなものでもかまいません。
つる性バラ1本だけなら、50cmぐらいを囲って花壇にします。

その他、水を受けやすくしたり水を抜けにくくしたりなど、いろいろケアしやすい面があります。
肥料の流亡防止にもなります。

これから地植えは、花壇にした前提での話をします。
すでに植えている方も、今からでも囲って花壇にすることを考えてみてください。

なお、花壇作りは難しい面もあります。
不安な場合は、私を現地に呼ぶという手もあります。
土地の高低や水の流れなどを考慮できますし、坂になっていても花壇は作れます。