「ウチの土は粘土質だから…」
というご相談を結構良くいただきます。
ここでうりゃねこさんに、庭土の改良についてお話をお願いしたいと思います。
うりゃねこです。
ピーキャット農場の例も交えてお話ししますね!
地植えされる方は、自分の庭の土が良いのか悪いのか…
とても不安になりますよね。
まあ、瓦礫や砂はどうにもなりません。これは取り除くしかないとして…
粘土質や山の造成地の赤土なんかは年々良くしていくことができます。
ですから、悲観せず、慌てて入れ替えることなく、現状の土と向き合っていきましょう!
実は…
現在のピーキャット農場も、当初とんでもないことをされてしまいまして…
植物栽培をまったく知らない人が、農場の土増しとして赤玉土の微塵を大量に入れてしまったんです。
そこはバラの地植え予定地…
赤玉土の微塵のおかげで、草が一本も生えないという窮地に!
草が生えないのにバラなんてとてもとても…
1年ぐらいして草は何とか生えてきましたが、イネ科ばかり…
雨が降ったら、土が流れ溝ができ、小さな川となり…
これ以上無い最悪な状態に!
ひとまず放置しました。諦めたわけではありません。まずは放置です。
「自然が何とかしてくれてからバラを植えよう!」
草が一本も生えないような土壌だと、いくら頑張ってもどうにもなりません。
だから、自然に任せたんです!
そして月日が流れ…
さすが自然は偉大です!
日本では、自然が土を良くしてくれるんですよね!
およそ3年ほどでバラを地植えできる土壌になってきました。
でも、この現状で土が良いのかといえば…
かなり悪い部類です。
もともとの土が、サツマイモや大根が育つような痩せた土地です。
粘土質とか山の造成地のほうがかなり良い!
でもね、ここからは人間が手をかけて土を良くしていけます。
年々ケアしていけば、最高の土壌にできるんじゃないかな?
そうなると、私得意のバラのジャングル化!
になるとダメなので、女性陣にバトンタッチします。
地植えの土作りの場合、バラを植えるためにバラに見合った土にしないと!と考えてしまいがちですが…
急いでやったって良い土にはなりません。
逆に土を壊してしまいます。後で弊害に悩みます。
ピーキャット流は土に依存しない栽培方法ができます。
ですから、毎年のメンテナンスで年々土を良くしていくことを大事にしていけます。
実際、田んぼの土やパッサパサの土、にゅるにゅるの土も何とかなりますからね。
土に悩んでいる方は、どうぞご相談ください!