有機土壌セミナー

てんちょー解説

2022年12月10日20時に開講した、有機土壌セミナーのレポートです!

開催日時

2022年12月10日(土)20時~23時

開催場所

zoom(オンライン会議システム)

参加費

0円(当店会員様向け)

参加人数

35名

うりゃねこ(講師)
てんちょー
まるちゃん

セミナー中の様子


今回のセミナーは、うりゃねこさんが講師のセミナーのため、うりゃねこさんのみマイクを入れて、5分休憩を途中に2回挟みながら3時間しゃべるスタイルでした。
10~12名程度の方に顔を出して参加していただき、少し難しい話になった時は皆さんの反応を見ながら話を進めることができました。
無料セミナーということで、うりゃねこさんの名物「ためになる脱線話」もたくさん盛り込まれながら、いつもに増して内容の濃いセミナーに皆さん聞き入っていらっしゃいました。

セミナー内容

・農家もガーデナーも知らない「いい土ってなに?」
・土のパワーはただ強ければ良いのか
・栽培上手な人はどんな人?
・有機土壌の強み
・陽当たりが良い場所、悪い場所において考えられる栽培の違いと具体例
・超最先端の土壌の在り方、考え方

てんちょー

無料のセミナーでしたが、
「なるほど~」
「え!そうなの?」
「言われてみれば確かに…!」
「ほ~!」
の連続で、なかなか聞く機会がないようなとても濃い&最先端の話ばかりでした。
今まで行われてきた有機土壌セミナーの進化バージョンで、うりゃねこさん自身が伝えてきた「有機土壌」の概念を覆し、更に考えさせられる内容に。
「今は個の時代」と言われて久しいですが、ガーデニングや農業においても個への視点の大切さを改めて感じましたし、だからこその楽しさがまだまだあるなぁと気づきました。
農業においては十把一絡げにならざるをえない部分はどうしてもあるものの、昔の常識は今の非常識!という感じで、もっと頭を柔らかくバラに接してあげたいなと思わせていただいたセミナーでした。

セミナーを受講した方からいただいた感想

てんちょー解説

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セミナー概要

うりゃねこ解説

土壌の微生物環境を変える一番の要素は何でしょうか?

土壌の微生物環境を一番変化させるのは保水率です!

まあ、温度も変化させますが一番変化させるのは保水率ですね。
これがよく言われているのが不耕起栽培といわれているモノです。これには一理あります。
トラクターや耕耘機で土を耕耘すると、土が崩れ粒状になって隙間に空気が入りとても乾きやすくなります。
まあ、これは詳しく言わなくても想像できますよね!
だから、耕耘すると土壌の微生物環境が一変します。でも、どれぐらいの時間経過で一変するのか?は内緒(*^▽^*)

でも、耕耘しただけで土が壊れてるなら困ったモノですよね?

堆肥を混ぜたいのに、混ぜただけで微生物環境が壊れたら意味ないじゃないか!

いやいや、そういうことはないんですよ。
皆さんは有機栽培を続けています。
ですから、新たに土作りという考え方ではなくて土を維持していく考えになります。
農業のやり方、ガーデニングのやり方はありますが、まずは理論的なところを覚えましょう!

別に保水率が何%でとかの難しい話ではありません。減らしても増えるのが菌の世界です。
生き物の摂理を上手く利用して、有機土壌を維持しながらの土作りを覚えましょう!