根頭癌腫菌に関するデタラメに惑わされないで!根頭癌腫病蔓延を私たちバラガーデナーが阻止しましょう!
日本の非常在菌を常在菌にしてしまわないように、バラガーデナーのチカラが必要です!

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根頭癌腫病についてはいまだデタラメを流している業者がたくさんいます。
根頭癌腫病はバラ科の植物に強く感染しますので、日本の桜や梅、農業のリンゴや梨、さくらんぼを守るためにもどうかバラガーデナーの協力をお願いします。

古来より、根頭癌腫病は日本の生態系には存在していません。存在させれば日本の自然や生態系が壊れてしまいます。
根頭癌腫病が日本においては今後も非常在菌となるよう、バラガーデナーのお力を求めています。
これもSDGsで大事なことです!

「警告」YouTubeにあるウチの真似事では効果は出ません

根頭癌腫病に関する予防や治療、対策など、すでに巷に出回っている大半は当店が言い出しっぺの話です。そして、話をパクられ真似され都合良くデタラメにされてしまうのでとても困惑しています。
これを機に、当店で正しい知識や技術などの情報をしっかり出していきますので、デタラメな話は信じないようにしてください

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当店の知識や技術をデタラメに使われてしまった代表的なモノを挙げてみます。

癌腫の瘤を取った跡に木酢液などを塗る

瘤を取った跡に木酢液原液などの「細胞を壊せるほどの毒性が強い」ものを塗れば、癌化細胞も壊すことができます。

ただ、インフルエンザなどの感染症がオロナイン軟膏などの塗り薬で治るわけもなく、これで根頭癌腫病が治ることなど絶対にあり得ません。

ピキャットクリアの体内除菌を真似てオスバンSなどの逆性石けんで体内除菌をする

バクテローズという根頭癌腫病専用の農薬を失った今、当店の体内除菌技術を真似するナーセリーがとても増えています。

ただ、逆性石けんでの体内除菌は科学的根拠からも絶対に不可能です
ピキャットクリアの体内除菌は科学的に研究開発されたモノで、真似してできることではありません。

堆肥を土に混ぜて土を良くすれば根頭癌腫病に感染しなくなる

「有機土壌では根頭癌腫菌は土壌では生きていけない」と私が言ったので、「土に堆肥や土壌改良材を混ぜれば根頭癌腫病に感染しない」というデタラメが言われるようになりました。
しかしながら、市販の堆肥や土壌改良材を土に混ぜた程度では有機土壌にはなりません
よって、その程度で根頭癌腫病が阻止できるわけがありません。

などなど…
この3つは特に信じないようにしてください。

「できそうな気がする」のはわかりますが、感染症対策は科学的根拠があってのことですので安易な真似事ではどうなることもなく、化学的にわからなければ弊害や事故に繋がる危険性もあります。

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当店もノウハウを出したことでデタラメに使われ後悔しなければいけなくなりますので、デタラメの発信はできれば削除していただきたいと考えています。

すでにデタラメを信じちゃっている人は何がデタラメなのかをまずは知ろう!

根頭癌腫病の本当のことを知る前に、まずは巷に出回っているデタラメから潰しておきましょう。デタラメに強く呪縛されていると、本当のことが理解しにくくなります。
以下のことを信じてしまっていた方は要注意です!

「癌腫の瘤ができていなければ感染苗ではない」はデタラメ

根頭癌腫病の癌化細胞実は、癌腫病感染しているナーセリーの畑に植わっていたバラ苗はかなりの高確率で癌腫菌キャリアであると考えてください。
わかりやすく言うと、「すでにバラ苗の体内には多くの癌腫菌が潜伏しているけど、瘤という発症がないだけ」となります。
目では見えませんが顕微鏡を覗けば癌腫菌がバラ体内にかなりの数が潜伏しています。

詳しくはこちらの癌腫病感染の仕組みの解説ページにて説明しています。
瘤ができていなくても根頭癌腫感染、癌腫菌キャリアである可能性があることは理解してください。

「癌腫病菌は日本の土壌のどこにでもいる菌である」はデタラメ!

根頭癌腫菌は南米から持ちこんだという説がありますが、中国からという説もあります。日本の土壌には古来より存在していないのが根頭癌腫病菌です。
もし、日本の自然に存在する菌であるなら、日本には古来より多くのバラ科の植物(桜、梅など)が存在していますので感染例は昔よりかなりあるはずです。
桜の花事実、根頭癌腫病が問題になっているのは現在のところバラ科の植物の生産場所のみです。(バラやリンゴ、サクランボなど)

よって、日本古来には存在していなかった外来菌の根頭癌腫病菌が、バラ科植物の生産場所で大増殖し感染苗を世にばらまいているというのが正解となります。

「感染・発症しても育つ」、「感染しても枯れない」はデタラメ!

根頭癌腫病に感染するとバラは成長ホルモンを過剰に分泌するようになります。
生育力の旺盛な品種、たとえばアンジェラなどは癌腫病に感染して成長ホルモンが過剰分泌しても持ちこたえますが、そうではない品種はやがて耐えきれずに極度の成育不良になったり枯れたりします。
この成長ホルモンの過剰分泌で一時的にとてもバラが元気に成長しているように見えるので、感染しても大丈夫という話が出ます。でも、それは数年、数シーズンのみの話です。

「根頭癌腫菌は瘤の中やバラ体内には居ない」はデタラメ!

根頭癌腫病に感染するとバラ体内の至るところに根頭癌腫菌が存在するようになります。この理由は樹液の中にも潜伏するからです。
樹液の中にも溢れるほど潜伏するので、花にも根にも葉っぱにも瘤の中にも根頭癌腫菌は存在します。その数は億単位なので…

黒点病菌やうどんこ病菌は糸状菌なのでバラの表面に付着して増殖しますが、根頭癌腫菌は細菌なのでバラ苗の体内に入り込みバラ苗の体内で増殖していきます。

「根頭癌腫病菌は傷口から侵入する」はデタラメ!

「根頭癌腫病菌は傷口から侵入する」を信じてしまって根の扱いをとても怖がるガーデナーが増えています。
根頭癌腫病感染は水を介して、もしくは接触感染で起こります。
傷口から侵入している風に見えるのは、傷口の細胞が癌化細胞であった場合、その癌化細胞が異常カルスとなるのであたかも傷口から感染したように見えるだけです。
癌腫の瘤ができる仕組みは「どうやって癌腫病の瘤ができるのか」の解説ページで詳しく説明しています。

「瘤を取った跡に何かを塗りつければ根頭癌腫病が治る」はデタラメ!

細菌の感染でバラ体内で増殖するのが根頭癌腫病です。
人間でたとえれば、水虫などの糸状菌による感染は塗り薬で治せますが、細菌感染やウィルス感染による食あたりやインフルエンザを塗り薬で治そうとしても治るはずがありません。
あり得ないことです。

「癌腫病により発症した瘤に栄養を取られる」はデタラメです!

根頭癌腫病栄養ということでは窒素もしくは光合成で得た糖を奪われるということなのでしょうが、瘤程度のタンパク質であれば奪われるという程度のことではありません。
また糖は瘤であれば消費しきれません。
おそらく、そう見えるだけだと思いますが…実際のところデータ上でもそのようなことは起こってはいません。

「癌腫菌の寿命は3年」はデタラメ!

根頭癌腫菌は細菌ですので億単位、兆単位で増減を繰り返します。

寿命という言葉は存在しません。

「癌腫苗が植わっていた場所の土は入れ替えないといけない」はデタラメ!

残留根に潜伏する根頭癌腫菌原則として有機土壌であれば根頭癌腫菌は土壌には存在できません。
ただし、感染苗の残留根(切れた根が土壌に残ること)に根頭癌腫菌が残留します。
土を入れ替えることよりも残留根を出来る限り取り除くことを考えてください。

「堆肥や土壌改良材を混ぜて土を良くすれば根頭癌腫菌は居なくなる」はデタラメ!

堆肥を混ぜる堆肥や土壌改良材を混ぜた程度では有機土壌とはなりません。

有機土壌を作り存続し続けることで根頭癌腫病が存在しなくなると考えてください。

「根頭癌腫病の感染力は強い」はデタラメ!

根頭癌腫病菌根頭癌腫病の感染力はそれほど強くはありません。
ですが、根頭癌腫苗が植わっている土壌(畑)では常に根頭癌腫菌に晒されますのでとても感染しやすくなります。

また、剪定ハサミに根頭癌腫菌が付着していればは切り口に根頭癌腫菌を塗りつけることになりますのでとても感染しやすくなります。

「根頭癌腫病は他のバラには感染しない」はデタラメ!

ハサミからの感染感染経路は土壌、水、剪定ハサミです。生産者であれば接ぎ木のナイフが感染経路になります。
条件次第で他のバラにとても感染します。

根頭癌腫病についてすでに解明されている事が多く詳しく解説しています。最新版をどうぞ!

他にもデタラメはあると思いますが、これからは本当のことを知ってしっかり対策していってください。すでに対策済みですし予防も治療も可能です。
当店の根頭癌腫対策であるピキャットクリアによる体内除菌や有機土壌作り、マルチング効果など実践しているナーセリーはすでに3名おられます。

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