これはね、こそっと農家に伝えておきますね(*^▽^*)
土壌病原菌対策ですが、細菌と糸状菌では対策が違ってきます!
超基礎的な話をします。
一概に言えるわけではありませんが、こう考えるととてもわかりやすいです。
細菌は媒体に潜伏することで生き続け、糸状菌は胞子をたくさん作ることで生き続ける!
これを根頭癌腫病菌とサツマイモ基腐れ病菌で比較してみます。
根頭癌腫病菌は細菌です。細菌ですからバラなどの媒体の体内で繁殖し生き続けます。
サツマイモ基腐れ病は糸状菌です。糸状菌ですから胞子を作り続けることで生き続けます。
同じ土壌病原菌ですが、細菌への対策と糸状菌への対策は違ってきます。
これだと同じ対策(何でもかんでも皆殺し)しか無いですが…
これであれば、対策はまったく違ってきますね(*^▽^*)
ピキャットクリアによる体内除菌という植物体内への直接のアプローチというのは、これはバラ体内で生き続ける細菌への対策だというのは理解できますよね?
糸状菌だと胞子があるのでこれだけでは効果は薄くなります。
土壌でも、糸状菌は放線菌などと共生してしまいますが非常在の細菌は土壌では共存できません。
有機土壌だと根頭癌腫病感染は起こらないというのは、細菌だからです。
その代わり、残留根にアプローチしないと細菌の根頭癌腫病は土壌で生き続けることになります。
つまり…
私が土壌病原菌対策で書いているのは、これはあくまで細菌である根頭癌腫病菌に対して、ガーデナーに無償で情報提供しているわけです。
農家の場合はフザリュームやサツマイモ基腐れ病などの糸状菌への対策となりますので有償となります(*^▽^*)
有償というのは嘘ですが…ある程度仲良くしていないと教えないかなあ…
もしくは誰かの紹介とかかな?
ここで言えるのは…
根頭癌腫病菌は細菌なので止めやすいというのがあります。
「根頭癌腫病菌は自然では弱い存在で…」
「だけど、感染力は強くて…」
これね、すべて私が情報発信源ですが(*^▽^*)
理由は、根頭癌腫病菌は非常在の細菌だからです。まあ、ちょっと偉そうに言いたかっただけで当たり前と言えば当たり前の話ですよねえ。
もし、根頭癌腫病が細菌ではなく糸状菌だったら…止め方はもっといろいろやることになります。
止められますけどね、細菌に比べて糸状菌のほうが非常在とするのはとても厄介になります。
もう農業関係は降りてるので糸状菌の土壌病原菌対策は話すことは無いと思いますが…
設備内でフザリュームが出ちゃった場合は対策をアドバイスすることはあります。