このような幼稚な話をしたら大人の皆さんからひんしゅくを買うかもしれませんが…
子供たちも読むかもしれませんのでここから書いてみました。
それは自然と植物と栽培の関係です。
(1)まずは不毛な大地があります。
この草木も生えていない大地は砂漠であったり、風化した土があるだけです。
雨も降らず、この大地には何も生き物が存在していません。

(2)この大地に雨が降ります
雨の中には菌などの胞子、目に見えない生き物、草の種などが混じっています。
大地が雨で濡れ、菌の胞子や目に見えない微生物、草の種が大地に落ちます。
そうすると、大地には先駆植物(地衣類やコケ植物など)が生え、土の中には微生物が住み着きます。

(3)大地に雨が降り続きます
先駆植物は生えれば枯れて土に還り、土の中の微生物も増殖しては死に土に還ります。
これが続くことで、土には光合成で得られた糖やタンパク質の元である窒素分が蓄積されていきます。
これにより、草の種は芽を吹き育ちます。やがて不毛の大地は草で覆われていきます。
微生物も枯草菌などの微生物がたくさん居着くようになります。

(4)さらに大地に雨が降り続きます
草が生え、そして枯れて土には糖や窒素分がさらに蓄積されていきます。
これで草はさらに生い茂り、その草を求めて昆虫や草食動物がやってきます。
この昆虫が死に土に還り、草食動物が糞をしてその糞が土に還ります。
そうすることでリン酸やカルシウムなどの栄養も土に溜まっていきます。
また、それに付随する微生物も居着くようになります。

(5)不毛な大地は生き物のオアシスに!
リン酸やカルシウムも豊富になると実の成る植物も育つようになり、その実を求めてさらに草食動物や鳥がやってきます。
そして糞をしてさらに土の栄養は豊富になり土の微生物も豊富になり、緑豊かな生き物たちのオアシスになります。

生き物はこうやって自然を作り出していきます。生物多様性の世界ですね。
(2)~(5)は自然や生き物が育んだ自然の土で植物が育っていきますよね。
この自然の土を有機土壌と言います。
この有機土壌をよく覚えておいてください!
この自然の土と水があればイラストの植物は元気いっぱいに育ちます。
このイラストにある植物は自然の土(有機土壌)だけで育つ自生種(自然でも育つ品種)と言います。
また、自然の土(有機土壌)だけで育つ力のことを自生力と言います。
イラストにある植物を栽培するときは、人間が肥料を与えなくても自然の土(有機土壌)だけで育てることができます。
そして人間は食生活を豊かにするために自生している色々な植物を品種改良して「より大きく、より甘く、より美味しく」を求めていきました。
「より大きく、より甘く、より美味しく」を求めた結果、自然の土(有機土壌)の栄養だけでは足りなくなり、人間が足りない栄養を肥料として栄養を足すことにより品種改良された植物も元気に育つようになります。
これにより
有機土壌に肥料を足すことで植物を栽培する有機栽培が誕生しました。
大人の方々には申し訳ないですが、子供たちにも理解してもらえるようにまずは絵本のような話になりました。
有機栽培って言ってしまえばこんなにカンタンなことなんですね。
有機栽培のベースって、たったこれだけのことなんですね!










