有機土壌の作り方と維持のやり方はご理解いただいたと思います。
それほど難しくはないですよね?
皆さんにもすぐに実践していただけると思います。
こちらでは有機堆肥について少し説明させていただきます。
(ピーキャット資材ではMIX堆肥となります)
ただ、有機堆肥についてはたくさんの知識があります。
このページだけではとても載せきれませんので、詳しくはオンラインセミナーででも話しますね。

堆肥とは土中の有機物を指します

自然では、草や葉っぱや実は土に還ります。
動物の糞や死骸も土に還ります。
これらは少しずつ土に還っていき、土壌の有機物となります。
有機堆肥とはこれのことです。

堆肥の役割とは?

土中の有機物にはどういう役割があるのか?
■分解されてさまざまな栄養になります
■有用微生物の住処になります
■土をしっかり保水させます
■常に栄養を持つことで植物が安定して栄養補給できます

植物性堆肥と動物性堆肥を使う理由

植物性堆肥は、分解スピードが遅い植物を使うことで土中の有機物として長く残ります。
また、動物性堆肥も籾殻や藁など分解するのに長い期間を要するものと混ぜて発酵させます。

有機堆肥が土に長く残り続けることは有機堆肥で使われている植物性のモノが担っています。

一方、動物性堆肥は実物野菜や果樹など多くの栄養を必要とする土にするために使います。
また、品種改良された植物も多いので植物性堆肥だけではなく動物性堆肥も混ぜて使うことが一般的です。

堆肥の量はどう決める?

原則として、畑の土や庭土などは「堆肥を足していく」という考えになります。

赤玉土やココピートなどを使う鉢やプランター栽培は「堆肥を土の割合で混ぜていく」という考えになります。

目安
畑の土や庭土には1年に一度3cm程MIX堆肥を土の表面に敷いて土に軽く混ぜていきます。
鉢の土やプランターの土には土に対して2割程MIX堆肥をしっかり混ぜます。

この堆肥の量は育てる植物で変わってきます。

栄養を多く必要とする植物は水も多く必要とするので堆肥を多めに混ぜます。
栄養を多く必要としない植物は水も多く必要としないので堆肥を少なめに混ぜます。

自生力の強い植物は堆肥は少なめにします。
自生力の弱い植物は堆肥を多めにします。

そのほか、育てる環境や条件で堆肥の量は変わってきます。

うりゃ普通

これが有機土壌作りの腕の見せ所になります

達人

ここで達人からのワンポイントアドバイス!

葉っぱが大きい植物は堆肥を多く混ぜ、
葉っぱが小さい植物は堆肥を少なくする

■葉っぱが大きい植物は高温多湿の地域の植物に多い傾向です。
葉っぱが大きい理由は、葉っぱにたくさんの気孔を持たせ、気孔から水を蒸散させることで体内の熱を逃がすためです。
ですから、土は多くの水を保水しておく必要があります。
また、葉っぱなど大きく育つので栄養も多く必要です。
ですから堆肥を多めに混ぜます。
熱帯地方、亜熱帯地方、温帯地方の植物が該当します。

■葉っぱが小さい植物は低温低湿の地域の植物に多い傾向です。
葉っぱが小さい理由は、葉っぱからの水分を奪われたくないためです。
凍りたくない、多くの光合成を必要としないこともあります。
ですから、土は多くの水を保水する必要はありません。
また、葉っぱなど小さいので栄養も多くは必要ありません。
ですから堆肥は少なめに混ぜます。
寒冷地、高山などの植物が該当します。

うりゃニコ

達人は葉っぱを目安にしていたという話でした。