循環サイクルの大きさは有機堆肥で、循環パワーは有用微生物でというのはご理解いただいたと思います。
ですが…残念ながらこれではまったく有機土壌に足りません…
有機堆肥の質を色々変え、緑肥なども考慮し、さまざま研究してきましたが…
有機土壌(自然の土)とは、自然と生き物が何百年・何千年とかけて育んだ土です。
これでは到底及ばないことを痛感させられました。
その原因は、有機堆肥と微生物を投入してもそこからの期間があまりにも短すぎるからです。
最低でもそこから2~3年は栽培せずに寝かせたいところ…欲を言えば10年は…
でも、それでは現実的ではありませんので違う方法を考えました。
それは3つの方法です。これをしっかり理解してください。
有機土壌の成分そのままを入れてしまう
自然の有機土壌を「有機堆肥+微生物資材」だけで作るというのは、主要成分はある程度は近づけますが糖や有機酸、酵素やホルモン、各種微生物、そのほか諸々大きく違っているので不可能でした。
たつじいの有機土壌はさすが達人技で、自然の有機土壌にかなり近づいていました。
ですが、たつじいのような達人技は現在の栽培環境ではふさわしくありません。
もちろん、長い年月の管理、労力もかけるわけにはいきません。
栽培には手軽さも大事です。
そこで考え出したのが、「有機土壌の素を作ってしまえ!」という…
「キムチ鍋の素」とか「味の素」とか、発想は料理っぽくてとても馬鹿げているとは思いますが…
なんと、これが大当たり!\(*^▽^*)/
これが「リバイバル」というピーキャットの資材です。
これを潅水するだけで有機土壌が手に入るようになりました。
まあ、口で言うほどカンタンではないですし、科学的要素、理論的なことは嫌と言うほど詰まっていますが、この資材で有機土壌が手に入るようになったのは大きな収穫となりました。
あっけないほどカンタンに壊れてしまう有機土壌
実は有機土壌には大きな弱点がありまして…
焼き畑農業でも栽培をしていれば有機土壌は壊れていきます。
自然や生き物が何百年・何千年かけて作った有機土壌も栽培していれば壊れちゃいます。
まして、ピーキャットは人口的に有機土壌を再現した有機土壌…
まして、小さい畑や花壇、なんと鉢やプランターの有機土壌…
栽培すればあっけなく壊れます…
ですから、壊れたらまたリバイバルを潅水して有機土壌を取り戻してください。
これが有機土壌の維持です。
とても原始的ですが、最先端を歩んだ結果の科学がこれでした。
土が少ないほど有機土壌は壊れますので、鉢植えでバラなど育てる場合は栄養生長時や生殖生長時は1週間に一度の潅水が必要になります。
花壇や小さい畑だと10から20日に一度、畑で1反もあれば30日に一度は潅水していただければと思います。
季節や作物で変わってきますので、それは個別で考えていってください。
栽培期間が長い作物だと有機堆肥が分解されて減ってしまう
肥料を効かせる栽培であれば周年栽培で有機堆肥が減ってきても肥料で補えますが、ピーキャット流有機栽培ではこれはリスクになります。
有機堆肥が減ってきても、栽培期間中に有機堆肥を追肥するのはリスクがあり弊害も考えれられます。
そこで登場したのが栽培期間中でも足せる有機堆肥ソイサポです。ペレット状になっていますので扱いやすくもなっています。
このソイサポは農業であれば慣行栽培でも活用されていて、手軽に使える有機堆肥になっています。
ピーキャット流栽培でも有機堆肥として手軽に使っていただけますが、なにより足したいときに足せるのが最大のメリット!
不快害虫も呼び寄せませんので、住宅地の栽培にも最適になっています。
有機土壌を作り維持するために、これが現在考えられる一番簡単で効果が高い方法だと思います。
さらなる新しい技術、アイデアはありますので、さらに進化させるチャンスもあります。










