農薬は殺菌剤や殺虫剤で「殺す」ことを手段として病害虫防除します。
ピキャットクリアは除菌剤や除虫剤(私が勝手に作った言葉)で「除く」ことを手段として病害虫防除します。
では、農薬とピキャットクリアの大きな違いをわかりやすく解説します。












これらの違いをしっかり頭に入れておいてください。
ピキャットクリアは農薬とは性質も考え方もまったく異なるのです。
そもそも、スモール農業、家庭菜園、ガーデニングでは農薬のような病害虫防除の絶対的効果など望んではいないのです。
病害虫防除の絶対的効果など、住宅地は危険でしかありません。
人間に害を与えるムカデやゴキブリなどは人間を守るために住宅地でも殺虫の絶対的効果を求めますが、住宅地での植物栽培のアブラ虫やうどんこ病に殺菌や殺虫の効果の保証なんて誰も望まないですよね。
だから「不都合なモノは皆殺し」ではなく「不都合なモノは除く」という考え方になります。
これは私たち人間の日常生活でも同じです。
菌の存在を絶対的に無くす場合は滅菌や殺菌、日常での菌の対策は除菌・抗菌となります。
確実に殺菌・殺虫し続ける

一時的に菌を減らし虫を減らす

考え方が違うので、まずはここをしっかり理解しておきましょう。
農薬というのは大半が「毒性の残効性」で殺菌し殺虫します。
薬剤の殺菌効果、殺虫効果を残し続けることで病害虫防除をします。
ピーキャット資材は残効性を持たず、その場限りの除菌や殺虫のみおこないます。
その薬剤の効果は一瞬で、残ることはありません。
農薬とピーキャット資材は元々の性質がまったく異なるわけです。
わかりやすく解説します。
植物の病原菌は大半が糸状菌ですので、まずは胞子が飛んできます。
植物の害虫は飛んできます。アブラ虫やハダニは風に乗って飛んできます。
(発生要因)


■農薬:
1回散布すれば農薬の毒性の残効性が切れるまで病害虫発生要因を抑えられる
■ピーキャット資材:
1回散布しても薬剤の持続性はゼロなので病害虫発生要因を抑えられない
(蔓延要因)

■農薬:
1回散布すれば農薬の毒性の残効性が切れるまで病害虫蔓延要因を抑えられる
■ピーキャット資材:
1回の散布(虫へ直接掛からなかったり、菌層が深いと届かない)では薬剤の持続性はゼロなので病害虫蔓延要因を完全には抑えられない
農薬とピーキャット資材の大きな違いは毒性の残効性です。
毒性の残効性は人体にも環境や生態系にも大きな影響を与えますので農薬として管理される必要があります。
ですが、ピーキャット資材は日用雑貨の除菌剤や天然ハーブ剤です。
これにより、使い方は大きく異なります。
- ■農薬
- 病原菌や害虫の存在を殺菌や殺虫で否定します
- ■ピーキャット資材
- 自分の栽培場所では病原菌や害虫を増やさないことを考えます
これは余談ですが…
どうしてピキャットクリアが施設での栽培で活用されているのか?
これは、ハウス栽培だと露地栽培(外での栽培)に比べて飛んでくる胞子や害虫に対して(発生要因)ハウスを閉めることで防げるからです。
そうなると、蔓延要因だけ抑え込めば良いので農薬の残効性に頼らなくてもピーキャット資材でなんとかなるからです。
このように、農薬とピーキャット資材ではまったく性質が異なります。
農薬は効果の確実性と毒性の残効性が求められ、それにより人体や環境、生態系に大きく影響するので徹底管理されます。
ピーキャット資材は除菌剤や天然ハーブ剤の日用雑貨で、効果の確実性や毒性の残効性などまったく求めてはいません。
皆さんがこのような知識を持っていただければ誤認も無くなり、栽培人口激減も食い止められるようになるかと…
家庭菜園やガーデニングでは農薬のような絶対的効果など望んではいない!住宅地では望んではいけないのです!
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