どうして特定防除資材の次亜塩素酸水ではなくピキャットクリアを使うのか?

ピキャットクリアという次亜塩素酸水を販売開始したのが2010年(平成22年)、その3年後の2013年(平成25年)に特定防除資材という制度ができて塩酸または塩化カリウムを電気分解する次亜塩素酸水が特定防除資材になりました。

うりゃ指

同じ次亜塩素酸水ですが、特定防除資材のは生成方法が電解方式、ピキャットクリアは生成方法が混合方式となります。

この生成方法の違いですが、当時の電解方法は

■機器の価格が高価(数百~数千万円)
■メンテナンス費用が膨大(電極の劣化)
■生成に時間が掛かる
■濃度が上げにくい
■失活しやすい

 
などの問題があり、混同方式が新しい技術として加わりました。
まあ、生成方法に関してはどちらが良い悪いはそれぞれあるので用途で比較すれば良いだけなんですが、商売っ気の強い人たちが多いので農業と同じように言い争いはあるみたいです。
それはそれとして…

私がピキャットクリアを研究開発していた当時より電解方式も混同方式も存在していましたし私はどちらも熟知しています。
そして、選んだのは混合方式です。

うりゃ指

これ、話して良いのかどうかわかりませんが、ここだけの話で…
電解方式と混合方式はそもそもコンセプトがまったく違います。

次亜塩素酸水というのは今だからこそ次亜塩素酸水という薬液が商品になっていますが、本来は次亜塩素酸水生成装置という機械が商品なんです。
次亜塩素酸水はもともとは食品加工工場などで使われる殺菌剤で、大きな生成機械で大量に次亜塩素酸水を生成し、その場で使い切るという使い方でした。

■機器の価格が高価(工場の機器なのでOK!)
■メンテナンス費用が膨大(工場の機器なのでOK!)
■生成に時間が掛かる(大型機械にすればOK!)
■濃度が上げにくい(大量に使えるのでOK!)
■失活しやすい(すぐに使うのでOK!)

 
ですから、塩酸や塩化カリウムを電気分解する電解方式の次亜塩素酸水でOKなわけです。そもそも、食品加工工場は薬剤の認可ではなく機器の認可なので、電解方式の次亜塩素酸水がもちろん見合っています。

そして、その次亜塩素酸水を食品加工から流用するカタチで栽培でも活かそうとしたのが特定防除資材の次亜塩素酸水です。
ですから、この機器を製造しているのは厨房メーカーや食品加工メーカーです。
これ、システム的にはとても未来感があって畑から厨房まで次亜塩素酸水で衛生管理ができるのでとても良い考え方!これからどうなっていくのか私はとても楽しみにしています。

農家疑問

でも、これって数百万~数千万円の経費をかけられる農家や企業限定の話ですよね?


そうなんです、特定防除資材の次亜塩素酸水はスモール農業、家庭菜園、ガーデニングは対象外だったのです。
スモール農業でも次亜塩素酸水を使用するときは500Lぐらいは使いますので、これを生成できる機器ってかなり高価です。

そうなると、スモール農業、家庭菜園、ガーデニングの植物栽培で次亜塩素酸水を活用しようとすれば特定防除資材以外の次亜塩素酸水となるのは必然的なわけです。
私がピキャットクリアを研究開発するときも塩酸や塩化カリウムを電気分解する電解方式の次亜塩素酸水は栽培環境や栽培条件で考えれば選択肢には無く、食塩での電解水か混合方式の選択でした。

それならば、栽培で活かせるように改良できる混合方式での次亜塩素酸水がベストですよね!
それがピキャットクリアです。

うりゃ普通

このように、特定防除資材の次亜塩素酸水とピキャットクリアではコンセプト自体が異なるわけです。

ただ、高額な生成機器の次亜塩素酸水からすれば安価なピキャットクリアはとても腹が立つ商品だとは思います。
ならば、スモール農業に電解方式の次亜塩素酸水を500Lほど安価に提供してあげられるようにすれば良いわけです。
ガーデナーでも広い庭の人は1度の散布で100~200Lぐらい使いますので、安価に出してあげられるのならそうしてあげてください。
次亜塩素酸水は衛生管理も担える資材なのでこれからの日本には欠かせない!より研究開発していただけることを期待しております。

うりゃニコ

もしくは、ピキャットクリアで良いでしょ?
しかも、栽培用に改良していますのでとても役立つ資材だと思います。

でも、ピーキャットって次亜塩素酸水屋ではないので…
あくまで有機栽培技術でも使えるように研究開発した資材のひとつに過ぎません!
植物の病害虫対策に躍起になるぐらいなら、ちゃっちゃとやっちゃえば良いじゃないですか!そのための資材です。

うりゃ指

多くの人が病害虫に困っているのでピキャットクリアが着目されますが…
植物の病害虫対策はチャッチャと済ましちゃうほうが良いと私は思っています。そのためのピキャットクリアです