植物栽培をやっていると避けて通れない農薬の話…
そういう決めつけや何かの都合の良いエビデンスなどよりも、皆さんには栽培現場の実情で考えていただければと思います。
病害虫の発生に対しての対応は環境や条件で変わるべき
植物の病害虫はどうして発生し蔓延するのか?
それは、作物が餌となり産卵場所となり子育ての場所になるからです。これは当然ですね。
アメリカやウクライナのような広大な畑での病害虫対応を考える
では、アメリカやウクライナのような広大な畑で病害虫が発生すればどうなるでしょうか?
畑には餌となる作物が大量にあり、そこで産卵し、たくさんの子供が産まれ、そして作物をさらに餌とし…収拾が付かなくなります。
ですから、
■農薬の残効性で病原菌や害虫の存在を許さない
これが必要になってきます。ですから農薬を使用するわけです。
ただ、そうなればデメリット部分がどうしても出てきます。
自然や生態系への影響、人体への安全性などです。
スモール農業や家庭菜園、ガーデニングでの病害虫対応を考える
では、スモール農業や家庭菜園、ガーデニングはどうでしょうか?
そこには病害虫の餌となる作物があり、そこで産卵し、たくさんの子供が産まれ、そして作物をさらに餌とし…
ですが、収拾が付かなくなりますか?
■農薬の残効性で病原菌や害虫の存在を許さなくする必要はあるのか?
それよりも、自然や生態系への影響、住環境の保全、人体への安全性などを最優先するべきですよね。
栽培環境や栽培条件に合わせて選ぶ3つの選択肢とは
病害虫防除には大まかに3つの選択肢があります。
■農薬以外の安全な身近にあるものを使う
■物理的防除(手で取るなど)のみにする
これを皆さんの栽培環境や栽培条件に合わせて選択する、現場ではただそれだけのことなんです。
などなど…
たくさんの栽培環境や栽培条件が存在します。
過激な農薬批判や農薬擁護に騙されないで!
大変残念なことですが、これらを無視した過激な農薬批判や農薬擁護ばかりがされています。その典型が農水省です。
有機栽培は農薬や化成肥料を使わない前提の栽培だ!
日本で植物を栽培することは全て農業と見なす!
よって、病害虫防除は農薬使用を強制する!
現場の植物栽培は栽培環境や栽培条件ありきです。
それを無視して何かを決めつけようとするのは社会科学が有機JASと農薬保護をしたいんだなとしか思えないです。
植物栽培は自然科学であり、栽培環境や栽培条件を元に現場で起こる事象ありきで考えるべきです。
これが一番わかりやすいのが「農家は自分が食べる分の野菜には農薬を使わない!」という話です。
農家は事業としての農業は広大な畑で栽培しますので農薬を使います。
ですが、自分たちが食べる分の野菜は家の前の小さな畑で家庭菜園で作っています。
ですから農薬は使わないんです。
上記に挙げた栽培環境や栽培条件だけでも見てもらえば、家庭菜園で農薬を使うのは無理があることは栽培に詳しい人なら理解できるはずです。少なからず農家も自分が食べる分は家庭菜園で栽培するので、農薬の適用に合わせたりドリフト対策したり残留しないように収穫数日前には農薬は使えないなど、農薬を使うことのほうが面倒に思います。農家なら家庭菜園を無農薬でこなせる栽培スキルは持っていますし、わざわざ自分が食べる分で農薬を使うことはないです。
過激な農薬批判や農薬擁護に騙されることなく、栽培現場の実情から考えてもらえれば理解しやすいと思います。
現在は広大な畑でも農薬を使わない方向に向かっていますが、そうなれば必ずそれに伴う栽培技術、品種改良ありきになります。
それが無くして無農薬化など無謀なことです。
私は広大な畑で農薬を使用することはかまわないと考えています。徹底したドリフト対策や減農薬はやってほしいですが…
現場無視のミスリードで栽培人口が激減する…もう勘弁して欲しいところです
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