ピーキャット流バラ栽培を書いているのは私です。

文章が長く、説明がくどい…
読むのは大変だというのは、私自身がよくわかっています。

ただ、これについてはご容赦ください。
読み手にはいろいろな方がおられます。たまに揚げ足を取ってくる方も…
言葉足らずの勘違いのほうが良くないので、できるかぎり難しくならない程度に詳しく書いています。

一言一句を暗記するような覚え方はオススメしません

実際の記事を参考に解説します。

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バラが水分摂取すればするほど、バラは健康に健全に育っていきます。

その理由は、新陳代謝と細胞の仕組みにあります。

私ら人間の細胞の数というのは、身体が大きい人も小さい人も同じ数です。
細胞の数が同じなのに、どうして大きさが違うのか?
それは細胞の大きさです。細胞が大きくなることで身体が大きくなります。
人間の細胞は伸縮できるようになっています。だから、細胞壁を持ちません。
となれば、細胞に水をパンパンに張ったら細胞が大きくなる一方ですよね…
これ、水太り状態になります。

一方、植物は大きい株と小さい株であれば細胞の数が違ってきます。
どこまでも細胞分裂を起こして増やしていきます。だから、切ってもまた芽を出して枝が伸びてきます。
また、植物の細胞は身体を支えることが必要になるので細胞壁を持っています。
細胞に水をパンパンに張っても、次の細胞ができるわけですし、細胞壁があるのでそこまで大きくはなりません。
よって、できるかぎり細胞には水をパンパンにしておきたいわけです。
もちろん、水太りなど起こることはありません。
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興味のある方は、以下のことを覚えてください。
・人間は細胞数が増えないが、植物は細胞数が増えていく
・人間は細胞が大きくなることで身体が大きくなる
・植物は細胞が大きくなることに加え、細胞の数が増えることで大きくなる
・人間の細胞は伸縮するために細胞壁が無い
・植物は自身を支えるために細胞壁を持つ
・人間の細胞は水をパンパンにすればするほど大きくなるだけ
・植物の細胞は細胞壁があるので水をパンパンに張っても大きくなりすぎない

まあ、生物の勉強みたいな感じですよね。
でも、これを覚えておかないと栽培できないわけではありません。

ここで大事なのは、
「植物の細胞は細胞壁があるんだから、細胞には常に水をパンパンに溜めておけばいい!水太りなんて起こりようがない!」
「バラが水分摂取すればするほど、バラは健康に健全に育っていく」

さらにまとめると、
「水遣りが多いとか気にしたって、バラってそういうもんじゃないよね!」
「水をタップリ吸った方がバラは元気になるんだ!」

これでいいんです。
後で「どうして?」が気になったら、再度読み直せばいいですよね。

「習う」ということでは、どうしても学校のテスト感覚で習おうとしてしまいます。
だから、暗記が主体になってしまいがちです。
でも、実践するために習うということですので、「何が言いたいか?」だけ理解できればそれでかまいません。

そのためにも、まずは気軽に読んでいってください。
気になったら、それは皆さんが実践ですでに気づいたことなので熟読してください。

「必要」と「有利」を使い分けてください

「必要」と「有利」という2つに分けて考えてください。

「必要」というのは、強制的なイメージになります。
「有利」というのは、提案的なイメージになります。

「必要」は強制と考えてもらってかまいません。
強制と言っても皆さんに強制などしませんが、そのツケは皆さんに回っていきます。

「有利」は提案です。
残念な思いをしないように、少しでも花を満喫できるように!
植物栽培は「少しでも良くなるように、少しでも有利となるように」するおこないです。
どこで妥協するかは皆さんの意思です。

バラは生き物です。
「必要」と「有利」を皆さんで考えていってください。
生き物を育てていくというのは、そういうことでもあります。