バラを思い通りに動かせることができたら…

夢のような話ですが、実はそれほど現実味の薄い話でもありません。

バラは人間と比べて体質を変化させやすい!

もちろん、赤い花を黄色にするいうことではないですよ!
変化させるのは体質です。

人間は右肩上がりに成長し、やがて維持・衰退となっていきます。
これは長い年月ですから、非常に強い調整機能で体質が維持されます。
ですから、急激な体質変化は起こりにくくなります。

一方、バラは「成長」ではなく「生長」というローテーションを続けていきます。
つまり、体質は変化させながら生き続けていきます。
ですから、体質は育て方で変化させやすくなります。

この意識を変えれば、思い通りにとはいかなくても体質を意識して変えようとする手は打てることになります。

そのためには、シュートがバーン、根もバーン、花もバーンという、大きくするだけのイメージは取り除いてください。
成長させるのではなく、生長を繰り返すイメージを持ちましょう。

まず、バラにはどういう体質があるのか?

■根をしっかり伸ばそうとする体質
■新しいシュートを出していこうとする体質
■先に先に、上に上にと伸びていこうとする体質
■上質な花を咲かせていこうとする体質
■花数を多くしていこうとする体質
■じっくり休んでおこうとする体質

これは良いことばかりですが…

■根を枯らそうとする体質
■シュートを出さないようにしようとする体質
■花を咲かせないようにしようとする体質
■花数を減らそうとする体質
■休まず動いてしまう体質
■葉っぱを落とそうとする体質

などなど、皆さんが困ってしまう体質もあります。

そして!
この体質を意識していけばいろいろとバラを変化させることができます。

早い話、これがうりゃねこマジックと言われているところです。

生育不良で枯れてしまうそうなバラをピーキャットに預けると、とんでもなく立派になって返ってきますよね。
株を変えたんじゃないか?と思われるほどに…

これ、根をバーン、シュートをバーン、花もバーンというイメージでは無理です。
体質を変化させながら軌道に乗せていくことで、たった数ヶ月でバラが見違えるようになります。

「うりゃねこは何かとっておきの薬を持っているに違いない!」

という疑いは、これで晴れるかな?

そして!
この体質変化をさせるというのは、とってもカンタンです!

あっ、カンタンなのはやり方だけです。
イメージ通りになるかどうかは、やはりセンスや経験則が大きくモノを言います。

この体質変化は、皆さんがリバイバルを使い慣れてもらえる来年以降にいろいろ記事を書いていきます。

育てる環境や条件、天候不順などにも応用できますから、かなり楽しんでもらえると思いますよ。

有機栽培はまだまだこれから!

皆さんに堪能していただきますので、慌てることなくじっくり取り組んでくださいね!