こちらにお越しの方々はバラが大好きな人ばかりだと思います。
そして、人はバラに何を求めているのか?
これも人それぞれだと思います。
巷では大きく分けて2つあります。
・マニアックな世界
・ファンタジックな世界
これはバラの魅力です。
ですから、大事にしていただければよいと私は思っています。
ただ…
バラを育てるということになると、現実と向き合うことにどうしてもなってしまいます。
これを避けて通ることはできません。
この現実が、多くのバラファンを創り出しながらも失っていく大きな要因になっています。
実際、ファンタジックな世界を創るというのは、裏方は激務を強いられます。
遊園地、劇、テーマパーク、バラ園などは、多大なコストと労力の上で成り立っています。
危険なこと、知識や技術が必要なこともたくさんあります。
バラを育てるというのは、これらを皆さんが背負うということ!
育てる人がファンタジックな世界の魔法を持っていれば…
チチンプイプイでなんでもかなえる資材があれば…
事はカンタンだと思います。
しかし、ファンタジックな世界は現実の世界で創るわけですから、そうは上手くいきません。
とっておきも目からウロコも魔法も、これはファンタジックな世界でしかないのです!
ですから、現実の世界からファンタジックな世界やマニアックな世界を創り上げなければいけません。
その現実とは?
それが、自然の摂理と生き物の特性の世界です!
バラはファンタジックな世界の「モノ」である前に、自然に生きる「生き物」です。
この自然に生きている生き物を意識していただいて、皆さんには生き物を育てている意識を持っていただいて…
その上でファンタジックやマニアックな世界を創っていただければ!
これがピーキャット流のバラの世界です。