スリップスを無農薬で止める!

スリップスの解説

発生時期は4月~11月で、6月と7月が最も発生が多い時期になります。
卵から成虫までの期間は10~20日。成虫の寿命は30~40日です。
1~2mmの小さな虫で、花やつぼみに住み着き、花弁の汁を吸って花を傷めてしまいます。
とても小さな細く黒い虫を見つければ、花に息を吹きかけてみてください。住み着いていれば次から次へと現れてきます!
見かけない場合も、ときどき花に息を吹きかけてチェックしてみてください。
最初は薄明るい色の花に住み着きやすく、次から次へと繁殖することで最後には多くの花に住み着くようになります。
多発すると、花弁の縁が食害されて褐変し、内部も褐色のかすり状となります。
薬品耐性が付きやすいので、化学農薬を常用してはいけません。
スリップス(Thrips)は英名で、日本名はアザミウマ(薊馬)です。

スリップスのオーガニック対策

2.除菌・洗浄

ピキャットクリアの定期撒布が効果的です。
スカッシュとの混合はかなり効果的になります。
毎年蔓延する場合は、つぼみが付く前からスカッシュと混合して撒布します。

これでほぼ見なくなります。

4.病害虫防除

花についてしまった場合は、スカッシュ入りのピキャットクリアで花を洗い流してください。
ピキャットクリアは花をまったく痛めません。

このような荒技でも花を痛めません。

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