ピキャット・バイオセットは、YKDという商品とバイオS5という商品がセットになったものです。
このYKDとバイオS5は農業資材で、ガーデニングで取り扱っているのはピーキャットのみです。
ピキャットアグリショップでは人気商品で、高い実績を積んでいます。
このYKDとバイオS5との出会いは、もう5年ほど前のことです。
ピーキャットは根頭癌腫病撲滅を掲げ、そのために畑の土壌改良にチカラを入れていました。
癌腫菌の潜伏を止めるには、台木の根くず(残留根)をとにかく分解しなければいけません。
そのため、ピーキャットでは繊維強力分解菌を自己培養し、それを畑に投入していました。
自己培養は管理が大変で、気を抜くと有用菌が全滅してしまいます。
有機栽培は土ムラにより、部分的にネコブセンチュウが発生しやすくなります。
このため、畑全体に木酢液を潅水していましたが…さすがに臭い…
コストも高く付いていました。
なにより、良い土壌作りですから良質の堆肥を毎年しっかり混ぜていました。
堆肥にこだわり、計画的に土壌作りすることをおこなっていました。
もちろん、コストも労力もかかります。
そして出会ったのが、YKDとバイオS5です。
一部の畑で実証テストしたところ…
今までコストをかけ、労力をタップリ使っていたのがウソのようにカンタンに土壌作りができます。
いや、私があれこれやっていたことよりも確実に高い成果を出しています。
軌道に乗れば、ヨトウムシやコガネの幼虫も姿を見せません。
有機栽培の土壌作りにはかなり効果が出せるYKDとバイオS5です。
それと平行して、鉢植えで活用できないかもいろいろと実証しました。
そうしたところ…
鉢の土作りにも大きな成果を出せることが実証できました。
こうなると、土作り自体の考え方を変えることができます。
今までは良質にこだわり、土に依存しなければならなかったことも解消するようになりました。
ピーキャットが培養土の販売を止めたのも、このバイオセットがあるからです。
わざわざ高価な培養土を買ってもらわなくても、皆さんはバイオセットを使えばカンタンに良質の土を作ることができます。
ピーキャットも皆さんも、バイオセットでカンタン土作り!
こんなことを実現してしまいました。
ただし!もちろん、資材というのはメリットばかりではありません。
デメリットもありますので、ここはしっかりカバーしていきましょう。
微生物は居着いて増えてナンボ!死んだら終わり!
ピーキャット流は皆さんに「土に有用菌を飼っているというイメージ」を持ってもらっています。
水遣りはしっかり行い、有用菌に水と酸素を供給していきます。
ピーキャット流栽培技術は、普通にこういうことをカバーできるようになっています。
有用菌が居着いて増殖すれば、とても頼れる存在!皆さんも頼ってください。
たとえば、鉢の土が真夏なのになかなか乾かない場合などは、鉢の表面の土を指で軽くほじってバイオセットを投入し、水をタップリ与えます。
土を好気性土壌にし、そこに好気性微生物の有用菌を投入します。
土が改良されるイメージが沸きましたか?
「土壌改良材」とか「微生物資材」という商品とは横並びにしたくないバイオセットです!