除菌・洗浄テクニックを書いてみますので参考にしてみてください。
また、皆さんでいろいろ考えてやってみてください。
ピキャットクリアは病院や介護施設などでも使われている安心・安全な除菌剤です。
環境にも優しく、土壌にも悪さはしません。
いろいろ使ってみてくださいね!
ピキャット撒布タイミング
通常は週1回ペースで撒布します。
このとき、月の満ち欠けに合わすと効果絶大!
満月の後は害虫の孵化が終わったばかりなので、カンタンに洗い流せます。
満月の後→半月の後→新月の後→半月の後→満月の後→…
こういうローテーションで定期散布していくと、ラクですね!
露地栽培の場合は雨の日もありますので、上手くローテーションはできませんが…
この週1ペースにプラスして、雨風が強い日の後や病害虫発生要因が高い時期は散布していけばいいですね。
ピキャットクリアは病原菌などが耐性を持てないので、いくら散布回数を増やしてもかまいません。
毎日散布しても、1日3回散布してもかまいません。
汚染が拡大しやすい時期、菌や害虫の活性が上がりやすい時期は週2回ペースにします。
蔓延してしまいそうなら、毎日でも1日数回撒布してもかまいません。
冬などの菌が活性しない時期は月1~2回ペースにします。
地球温暖化もあり、菌の持ち込みや潜伏していることが多いので、冬でも撒布しておきましょう。
噴霧器は1~2クラス上のものを選ぶ
ピキャットクリアの使い方の基本はタップリ撒布です。
洗い流すように撒布しますので、噴霧器はパワーがあった方が断然有利になります。
噴霧器は奮発しておきましょう。
庭掃除、ベランダ掃除の後に
庭掃除やベランダ掃除の後にピキャットクリアをタップリ撒布しましょう。
鉢置き場はもちろん、玄関やエントランスなどもしっかり除菌しておいてください。
庭やベランダは自然の浄化作用が使えません。
しっかり除菌しておきましょう。
肥料の臭いも消えます
有機肥料の臭いはちょっと困りますよね。ご近所迷惑にもなります。
こういう場合は、有機肥料を土に軽く埋めると臭いはしなくなります。
さらにマルチング材をピキャットクリアで除菌・消臭しておいてください。
新芽の時期は濃度を落としましょう
ピキャットクリアでも薬害は出ます。
新芽の時期などは、木酢液などでも薬害は出ますので、注意してください。
ただ、薬害が出るかどうかは苗や天候の状況にもよります。
まずは通常濃度100ppmを50ppmまで落として撒布していってください。
大丈夫そうなら100ppmに戻しますが、新芽の時期はそれほど菌も活性化していないので、50ppmでも充分に効果があります。
濃度は50~200ppmまで
生き物に撒布する場合は、濃度は100ppmまでにしてください。
200ppmでも安全なのですが、濃度が高いから効果が倍になるということはありません。
安全第一で100ppmを限度としましょう。
生き物以外は200ppmまで使用できます。
汚染されてしまった場合、ノロウィルスなど駆除しにくい菌やウィルスが流行している場合は200ppmで撒布します。
ちなみに、ピキャットクリアは50ppmでも相当な除菌力を発揮します。
濃度を上げるよりも散布量を増やす
菌への影響は、濃度、pH、接触時間で決まります。
濃度を高めれば除菌力は強くなりますが…
たとえば、ピキャットクリア100ppmをササッと撒布するよりも50ppmをタップリ撒布したほうが除菌できます。
これは菌との接触時間の差です。
タップリ撒布すれば菌との接触時間が長くなりますので、効かせたいときは濃度を上げるよりもタップリ撒布するほうを選んでください。