ピーキャット流栽培は、私が考え出した栽培技術です。

その根本にあるのが有機のチカラ…
自然の摂理や生き物の特性を尊重して考えていくことを大事にしています。

ですが、これだけでは栽培技術の確立にはなりません。まだ口先だけのことですよね。
次に、どうやって栽培技術を確立していくか?その条件を挙げてみます。

(1)人々に安心安全であること、環境保全型であること
(2)栽培が高いレベルで成せること
(3)理解しやすく、実践向きであること
(4)臨機応変に対応できること
(5)既得権益との争いに対応できること

(1)と(5)は、理論が得意としています。(3)、(4)は現場が得意としています。
(2)は理論と現場の双方が大きく絡んできます。

これらが上手く融合しないと、これからの時代に必要な栽培技術は構築できません。
しかし、これがとても難しい…

何が難しいのか?

別に技術が難しいわけではありません。自然や生き物が難しくしているのではありません。
人間という特性が難しくしています。「理論」と「現場」が融合しないのです!

人々に安心安全であり、環境に配慮することはこれからに時代には欠かせません。
しかし、それで栽培が成り立たなければどうしようもありません。品質を下げてしまうようでもいけません。

逆に、いくら栽培レベルが向上したとしても安心安全が損なわれ、環境汚染するようでは話になりません。

また、安心安全、環境保全そして高い栽培レベルになっても、現場が実践できなければ絵に描いた餅です。

近年の地球温暖化による天候不順、植物ごとの特性、新しい技術など、方法論に縛られずに臨機応変に対応できることも大事です。

(5)は、ここでは発言は控えますが…
伝えたいことが伝えられない不自由さ、より良くできることができないもどかしさはここにあります。

(1)~(5)のすべてをどう実現していくか?
これが、理論と現場の融合型栽培技術となります。

少し説明が難しくなりましたので、皆さんにわかりやすくバラ栽培に例えてみます。

住宅地でバラを育てている皆さんには、高い安全性と環境保全が必須です。
これはご理解いただけていると思います。
ピーキャット流は、ガーデニングで気づかなかった衛生管理まで突き詰めて対策しています。

しかし、高い安全性と環境保全を実現したとしても、バラが元気に育たなければ意味がありません。
ここは犠牲にするどころか、ピーキャット流はさらに品質向上する技術を提供しています。

実践向きというのは、簡単に実践できるという意味ではありません。
実践する意義が理解しやすく、実践した結果が目で見てわかりやすいということです。
ピーキャット流は皆さんに実感していただくことを大事にしています。

栽培技術に答えはありません。
自然や生き物を相手にしている植物栽培の奥深さは、難解でもあり、楽しいモノです。
また、植物栽培は駆け引きの世界!
少しでも良くなるように頑張っていく楽しさが味わえるのも、植物栽培ならではです。
ピーキャット流は、「上手くいくことも上手くいかないことも楽しんでいただきたい!」と考えています。

既得権益への矢面は私が立っています。
けっこう理不尽に攻めてきますので、これはすべて私が守っています。
ただ、文章などの表現は守り抜くために変えざるを得ないことが度々起こります。
ここはご容赦ください。

■ピーキャット農場でのバラ苗生産無農薬化に成功!
■ピーキャット会員様の大半がすでに無農薬栽培を実践中!

上記5つを実現できている結果だと私は自負しています。そして、さらに技術進歩に向けて先頭を走り続けていきます。