有機肥料というのは、なかなかおもしろい存在です。
肥料には肥料成分表というのが記載されています。
窒素:4%,リン酸:5%,カリ4%などのように書かれていますよね。
でも、その肥料成分どおりに植物は摂取しません。
肥料の種類によって大きなバラツキがありますし、肥料成分だけではアテにならないものです。
よって、どの肥料を使えば良いのかは使ってみて初めてわかることになるのですが…
ピーキャットは「育て方で使い分ける」研究をし、それぞれで高い成果を出せる3つのぼかし肥料をご用意しました。
こんなことは聞いたこともないとは思いますが…
施肥コントロールを取り入れているピーキャットならではの発想だと思います。
キング豊穣
こちらは、施肥コントロールしない初心者さん向けのぼかし肥料です。
リン酸の効きが良く、保存もしやすく、定期的に与えていける良いぼかし肥料です。
ただ、これで施肥コントロールは無理ですし、肥料過多に動く傾向にはあります。
甘彩ぼかし
こちらは全体的に控えめ、特にリン酸はかなり控えめです。
ですから、栄養生長ではリン酸が効いていません。
逆に、生殖生長時の六花の葉面撒布は必須です。
カビも生えやすく、保存は少し難しくなっています。
ただ、とても穏やかに効くので、肥料過多になりにくく施肥コントロールがバッチリ合います。
ピキャット・ぼかし
こちらは施肥コントロールしないと生育不良になるぐらい控えめです。
ただ、基礎をじっくり支えるパワーがあります。
このぼかしで施肥コントロールがバッチリ決まれば、もうそれはそれは…
成功か失敗か、ハッキリ現れるのでまさに上級者向きと言えるでしょう。
カビはとんでもなく発生します。手に負えないぐらい…しっかり保存しましょう。
使い分けるとおもしろい!
たくさんの鉢植えをお持ちの方は、使い分けるのもおもしろいですよ!
キング豊穣→カンタンに管理したい
甘彩ぼかし→施肥コントロールしながら絶品を狙う
ピキャット・ぼかし→スキルUp、一か八かの絶品狙い!
まあ、楽しんでみてください。
もちろん、使い分けずに一つで絞ってやっていくのが普通のやり方ではあります。